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2025年3月6日木曜日

使徒行伝22章

 

1兄弟たち、父たちよ、私が今あなたたちに弁明するのを聞いてください。

2(そして、彼らがヘブライ語でパウロが彼らに話すのを聞いて、ますます沈黙しました。パウロは言いました。)

3私は確かにユダヤ人であり、キリキアの町タルソスで生まれ、この町でガマリエルのもとで育てられ、父祖の律法を完全に教えられ、今日のあなたたち皆と同じように神に対して熱心でした。

4そして私はこのように迫害し、男も女も縛り上げて牢に入れ、死に至らせました。

5大祭司と長老たちの全会衆も、わたしについて証言しています。わたしは彼らから兄弟たちへの手紙を受け取り、ダマスコへ行き、そこで拘束されている者たちをエルサレムに連行して処罰を受けさせようとしました。

6ところが、旅を続けて、昼ごろダマスコに近づいたとき、突然、天から大きな光がわたしの周りを照らしました。

7わたしは地面に倒れ、サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか、という声を聞きました。

8わたしは答えました。「主よ、あなたはどなたですか。」すると彼はわたしに言いました。「わたしは、汝が迫害しているナザレのイエスである。」 9わたしと一緒にいた者たちは、その光を見て恐れましたが、わたしに話しかける方の声が聞こえませんでしました。

10わたしは言いました。「主よ、わたしはどうしたらよいでしょうか。」主はわたしに言われました。「立ってダマスコへ行きなさい。そこで、汝がなすべきすべてのことが告げられるであろう。

11そして、その光の輝きのために目が見えなくなったので、私は同行者たちの手によって導かれ、ダマスコにつきました。

12すると、律法に忠実で、そこに住むすべてのユダヤ人から評判の良いアナニアという人が、

13私のところに来て立ち、私に言いました。「サウロ兄弟、見えるようになりなさい。」私はすぐに彼を見上げました。

14彼は言いました。「私たちの先祖の神は、あなたを選んだのです。あなたは神のみ旨を知り、正しい方を見上げ、その口から出る声を聞くでしょう。

15あなたは、あなたが見聞きしたことをすべての人に証しるためです。

16それで、あなたは躊躇せずに立ち上がって、主の名を呼び、バプテスマを受け、あなたの罪を洗い流しなさい。」

17それから、私がエルサレムに帰ってきて、神殿で祈っているとき、私は恍惚に陥っていました。

18そして、彼が私にこう言うのを見た。「急いでエルサレムから出て行け。彼らは私についての汝の証言を受け入れないだろうから。」

19そこで私は言いました。「主よ、彼らは私が信者たちをあらゆる会堂で牢に入れ、打ちたたいたことを知っています。」

20そこで、彼らはパウロにこの言葉を聞いて、声を張り上げて言いました、「こんな男は地上に置いておくな。生かせておくわけがない」。

23彼らが叫び、着物を脱ぎ捨て、ちりを空中に投げ捨てると、

24千人隊長はパウロを城内に連行して、鞭打ちで取り調べるように命じました。なぜ彼らがパウロに対してあんなに叫んだのか、パウロから聞こうしたからです。

25彼らがパウロを革ひもで縛っているとき、パウロはそばに立っていた百人隊長に言いました、「ローマ人で、罪に定められていない人を鞭打ってよいのか」。

26百人隊長はこれを聞いて、千人隊長のところ​​へ行き、「用心して下さい。この人はローマ人です。」と言いました。

27千人隊長が来て、「あなたはローマ人ですか」と言いました。

パウロは言いました。「そうです。」

28千人隊長は答えた。「私は多額の金を支払ってこの自由を手に入れたのだが。」パウロは言いました。

「私は自由の身で生まれました。」

29 そこで、彼を尋問しようとしていた者たちは、すぐに彼から離れました。千人隊長も、彼がローマ人であることを知って彼を縛ったので、恐れましあ。

30 翌日、彼はユダヤ人たちがパウロを訴えている理由をはっきり知ろうと、パウロを縛めている鎖から解き、祭司長たちと全議会に現れるよう命じ、パウロを連れて来て、彼らの前に立たせました。

2025年3月4日火曜日

24章

 

24章 済

1五日後、大祭司アナニアが長老たちとテルトロという弁論家と一緒に下って来てました。

2パウロが呼び出されると、テルトロは総督にパウロのことを告訴して言いはじめました。「フィリップス様、あなた様のおかげで私たちは大いなる平穏を享受しており、また、「私たちはあなたのお陰で長い間平和を享受し、あなたの先見の明によってこの国に改革がもたらされました。

3フェリクス閣下、私たちはあらゆる所で、あらゆる面で、このことを深く感謝しています。

4しかし、これ以上あなた様をうんざりさせないために、少しだけ私たちの話を聞いていただきたいと思います。

5私たちはこの男が疫病をひき起こす者であり、全世界のユダヤ人の間で騒乱を起こす者、ナザレ派の首謀者であると判明したのです。

6また、彼が神殿を汚そうともしていたので、私たちは彼を捕らえて、[1]私たちの律法に従って裁こうとしました。

7 しかし、千人隊長リシアが私たちのところに来て、彼を荒々しく私たちの手から引き離し、

8 彼を告発する者たちに、あなたのところに来るように命じましたあなたは、ご自分で尋問されれば、私たちが彼を訴えているすべてのことを、詳細に知ることができるしょう。

7 しかし千人隊長リシアが我々に襲い掛かり、荒々しく彼を我々の手から奪い取り、

8 彼を告発する者たちは、あなたのところに来るように命じました。「あなたがたは、あなた様ご自身が尋問されれば、我々が彼を訴えているすべてのことを知ることができるでしょう。」

9 ユダヤ人たちも、そのとおりだと言って同意しました。

10 総督がパウロに手招きして話すように命じると、パウロは答えました。「あなたが長年この国民の裁判官を務めてこられたことを私は知っていますので、喜んで自分のことを弁明します。

11 あなたにも分かるように、私が礼拝のためにエルサレムに上ってからまだ十二日しか経っていません。

12 彼らは、会堂でも町でも、私が宮で論じ合ったり、民衆を扇動したりしているのを見たことがありません。

13 彼らは今私を訴えている事柄を証明することもできません。

14 ただ、このことは告白します。私は、彼らが異端と呼ぶやり方で、律法と預言者に書いてあることをすべて信じて、先祖の神を礼拝しています。 15 また、彼ら自身も認めているように、死者の復活、正しい者も正しくない者も復活するという希望を神に対して持っています。

16 わたしは、神に対しても人に対しても、常に良心を責められることのないように努めています。

17 何年も経ってから、私は自分の同胞に施しと供え物を携えて来ました。18 すると、アジアから来たあるユダヤ人たちが、群衆も騒ぎもなく。わたしが宮で清めを受けているのを見つけました。

19 わたしに何か恨みがあるのなら、だれがあなたの前に出て、異議を申し立てるべきでしましたか。

20 あるいは、わたしに何か悪いことをしているのを見つけましたなら、わたしが議会に立っていた時に、ここにいるこの人たちが言うべきです。

21 ただ、わたしが彼らの中に立って叫んだこの一言のせいで、わたしは今日、死者の復活について、あなたがたから尋問を受けているのです。」

 

フェリクスはパウロを監禁する

22フェリクスは、その道についてより詳しく知っていたので、これらのことを聞くのを延期し、「千人隊長リシアが下って来るとき、あなたの事を細かく知ろう。」と言いました。

23そして、百人隊長にパウロを監禁し、自由にしておき、彼の知人が仕えたり、彼のところに来るのを禁じないように命じました。

24数日後、フェリクスはユダヤ人である妻ドルシラを連れて来て、パウロを呼び寄せ、キリストへの信仰について聞きました。

25すると、正義、節制、そして来たるべき裁きについて論じたので、フェリクスは震え上がって言いました。「今はもう行くがよい。都合のよい時が来たら、お前を呼ぼう。」 2

6 彼はまた、パウロから金銭をもらって、彼を釈放することを期待していました。そこで、彼はたびたびパウロを呼び寄せては彼と話をしました。 27 ところが、二年後にポルキオ・フェストスがフェリクスのところにやって来ました。フェリクスはユダヤ人を喜ばせようとして、パウロを拘束したままにしておきました。



[1] [1]私たちの律法に従って裁こうとしました。

7 しかし、千人隊長リシアが私たちのところに来て、彼を荒々しく私たちの手から引き離し、

8 彼を告発する者たちに、あなたのところに来るように命じました

2025年3月1日土曜日

使徒行伝25章

  

1-21)

26           

1アグリッパはパウロに言いました、「おまえは自分のことを話しても良い」。そこでパウロは手を伸ばし、自分のことを明し始めました。

2アグリッパ王よ、私は幸いだと思っています。ユダヤ人から告発されているすべての理由について、今日あなたの前に自ら弁明できるからです。3特に、あなたがユダヤ人のあらゆる慣習や問題に精通していることを私は知っています。ですから、どうか辛抱強く私の話を聞いてください。

4若いころから、エルサレムで同胞の一人として暮らしていた私の生き方は、すべてのユダヤ人が知っています。5ユダヤ人は最初から私を知っており、証言してくれるなら、私は私たちの宗教の最も厳格な分派に従ってパリサイ人として暮らしていたと証言してくれるでしょう。 6そして今、私は神が私たちの先祖になされた約束の希望のために立ち、裁かれています。7私たちの十二部族は、昼も夜も神に仕えながら、その約束にたどり着くことを望んでいます。アグリッパ王よ、その希望のために、私はユダヤ人から告発されています。8神が死者をよみがえらせることが、なぜあなたにとって信じられないことなのでしょうか。

 

9私は、ナザレのイエスの名に反して多くのことをすべきだと、心の中で思いました。10私はエルサレムでもそのことを行いました。そして、大祭司から権限を与えられて、多くの聖徒を牢に閉じ込めました。彼らが死刑に処せられると、私は彼らに賛成の声を上げました。11そして、私はあらゆる会堂で彼らを何度も罰し、彼らに冒涜を強要し、彼らに対して非常に激しく怒り、異国の町々にまで迫害しました。

 

12 さらに、私は祭司長たちから権威と委任を受けてダマスコへ向かったのですが、 13 王よ、昼の正午くらいの頃、太陽の輝きにも勝った光が天から射して、私と私と同行者たちの周りを照らしました。 14 そして、私たちがみな地に倒れたとき、私はヘブル語で『サウロ、サウロ、なぜ私を迫害するのか。あなたは、とげに逆らって蹴ることもつらいことだ』と言う声を聞きました。 15 そこで私は、『主よ、あなたはどなたですか』と言いました。すると彼は、「私はあなたが迫害しているイエスである。16 さあ、起き上がって自分の足で立ちなさい。私が汝に現れたのは、汝を、汝が見たこれらのことや、これから汝に現わそうとしている諸々のことを証する証となり、また、そのことのための奉仕者とするためなのである。 17 わたしは、あなたを民と異邦人から救い出し、今あなたを彼らのところに遣わす。 18 それは、彼らの目を開き、彼らを暗やみから光へ、サタンの力から神へと転向させ、罪の赦しとわたしに対する信仰によって聖別された者たちの中に加わるためである」。と言いました。

 

19 アグリッパ王よ、わたしは天からの幻に従わなかったのではなく、まずダマスコの人々に、エルサレム、ユダヤ全土の人々に、それから異邦人に、悔い改めて神に立ち返り、悔い改めにふさわしい行いをするようにと告げたのです。 21 これらのことのために、ユダヤ人たちはわたしを神殿で捕らえ、殺そうとしました。 22 それで、私は神の助けを得て、今日まで、小さい者にも大きい者にも証しをし、預言者たちとモーセが、これから起こると言われたことを、ただ伝え続けています。 23 すなわち、キリストは苦しみを受け、死人の中から最初によみがえり、国民と異教徒に光を示す、ということです。

 

フェストス、パウロの弁明をさえぎる

 

24 パウロが自分の弁明をすると、フェストスは大声で言いました。「パウロよ、あなたは気が狂っている。。学識が多すぎて気が狂っている。」 25 しかし彼は言いました。「私は気が狂っていません、高潔なるフェストス様。私は。この諸々の言葉を、真実と冷静に語っているのです。26 王はこれらのことをご存じです。私は王の前で率直に話します。これらのことは王に隠されていないと確信しています。このことは片隅で行われたのではありません。 27 [1]アグリッパ王よ、あなたは預言者たちを信じますか。私はあなたが信じていることを知っています。」 28 するとアグリッパはパウロに言いました、「おまえは私をキリスト教徒にかえようと説得しているのだ。

」。 29 パウロは言いました、「あなただけでなく、今日私の話を聞いているすべての人が、この鎖を除けば、私とほとんど同じ、あるいはまったく同じようになってくれたらよいのに」。

30 [2]パウロがこう言うと、王と総督とベルニケと同席者たちは立ち上がりました。 31 彼らが立ち去ってから、互いに話し合って言いました、「この男は死刑や捕縛に当たるようなことは何もしていない」。 32 するとアグリッパはフェストに言いました、「この男は、皇帝に上訴していなかったら、自由の身になっていただろうに」。



[1] γρίππα, アグリッパ王よ

[2] Κα τατα επόντος ατο,

2025年1月3日金曜日

使徒行伝第2章 公認本分

第2章
Act 2:1  五旬節の日がきて、みんなの者が一緒に集まっていると、 
Act 2:2  突然、激しい風が吹いてきたような音が天から起ってきて、一同がすわっていた家いっぱいに響きわたり、 
Act 2:3  また、(炎の様な舌)が、分れて現れ、ひとりびとりの上にとどりました。 
Act 2:4  すると、一同は聖霊に満たされて御霊が語らせるままに、いろいろの他国の言葉で語り出しました。 
Act 2:5  さて、エルサレムには、天下のあらゆる国々から、信仰深いユダヤ人たちがきて住んでいましたが、 
Act 2:6  この物音に大ぜいの人が集まってきて、彼らの生れ故郷の国語で、使徒たちが話しているのを、だれもかれも聞いてあっけに取られた。 

Act 2:8  それだのに、わたしたちがそれぞれ、生れ故郷の国語を彼らから聞かされるとは、いったい、どうしたことか。 
Act 2:9  わたしたちの中には、パルテヤ人、メジヤ人、エラム人もおれば、メソポタミヤ、ユダヤ、カパドキヤ、ポントとアジヤ、 
Act 2:10  フルギヤとパンフリヤ、エジプトとクレネに近いリビヤ地方などに住む者もいるし、またローマ人で旅にきている者、 
Act 2:11  ユダヤ人と改宗者、クレテ人とアラビヤ人もいるのだが、あの人々がわたしたちの国語で、神の大きな働きを述べるのを聞くとは、どうしたことか」。 
Act 2:12  みんなの者は驚き惑って、互に言い合いました、「これは、いったい、どういうわけなのだろう」。 
Act 2:13  しかし、ほかの人たちはあざ笑って、「あの人たちは新しい酒で酔っているのだ」と言った。 
Act 2:14  そこで、ペテロが十一人の者と共に立ちあがり、声をあげて人々に語りかけた。「ユダヤの人たち、ならびにエルサレムに住むすべてのかたがた、どうか、この事を知っていただきたい。わたしの言うことに耳を傾けていただきたい。 
Act 2:15  今は朝の九時であるから、この人たちは、あなたがたが思っているように、酒に酔っているのではない。 
Act 2:16  そうではなく、これは預言者ヨエルが預言していたことに外ならないのである。すなわち、 
Act 2:17  『神がこう仰せになる。終りの時には、わたしの霊をすべての人に注ごう。そして、あなたがたのむすこ娘は預言をし、若者たちは幻を見、老人たちは夢を見るであろう。 
Act 2:18  その時には、わたしの男女の僕たちにもわたしの霊を注ごう。そして彼らも預言をするであろう。 
Act 2:19  また、上では、天に奇跡を見せ、下では、地にしるしを、すなわち、血と火と立ちこめる煙とを、見せるであろう。 
Act 2:20  主の大いなる輝かしい日が来る前に、日はやみに月は血に変るであろう。 
Act 2:21  そのとき、主の名を呼び求める者は、みな救われるであろう』。 
Act 2:22  イスラエルの人たちよ、今わたしの語ることを聞きなさい。あなたがたがよく知っているとおり、ナザレ人イエスは、神が彼をとおして、あなたがたの中で行われた数々の力あるわざと奇跡としるしとにより、神からつかわされた者であることを、あなたがたに示されたかたであった。 
Act 2:23  このイエスが渡されたのは神の定めた計画と予知とによるのであるが、あなたがたは彼を不法の人々の手で十字架につけて殺した。 
Act 2:24  神はこのイエスを死の苦しみから解き放って、よみがえらせたのである。イエスが死に支配されているはずはなかったからである。 
Act 2:25  ダビデはイエスについてこう言っている、『わたしは常に目の前に主を見た。主は、わたしが動かされないため、わたしの右にいて下さるからである。 
Act 2:26  それゆえ、わたしの心は楽しみ、わたしの舌はよろこび歌った。わたしの肉体もまた、望みに生きるであろう。 
Act 2:27  あなたは、わたしの魂を黄泉に捨ておくことをせず、あなたの聖者が朽ち果てるのを、お許しにならないであろう。 
Act 2:28  あなたは、いのちの道をわたしに示し、み前にあって、わたしを喜びで満たして下さるであろう』。 
Act 2:29  兄弟たちよ、族長ダビデについては、わたしはあなたがたにむかって大胆に言うことができる。彼は死んで葬られ、現にその墓が今日に至るまで、わたしたちの間に残っている。 
Act 2:30  彼は預言者であって、『その子孫のひとりを王位につかせよう』と、神が堅く彼に誓われたことを認めていたので、 
Act 2:31  キリストの復活をあらかじめ知って、『彼は黄泉に捨ておかれることがなく、またその肉体が朽ち果てることもない』と語ったのである。 
Act 2:32  このイエスを、神はよみがえらせた。そして、わたしたちは皆その証人なのである。 
Act 2:33  それで、イエスは神の右に上げられ、父から約束の聖霊を受けて、それをわたしたちに注がれたのである。このことは、あなたがたが現に見聞きしているとおりである。 
Act 2:34  ダビデが天に上ったのではない。彼自身こう言っている、『主はわが主に仰せになった、 
Act 2:35  あなたの敵をあなたの足台にするまでは、わたしの右に座していなさい』。 
Act 2:36  だから、イスラエルの全家は、この事をしかと知っておくがよい。あなたがたが十字架につけたこのイエスを、神は、主またキリストとしてお立てになったのである」。 
Act 2:37  人々はこれを聞いて、強く心を刺され、ペテロやほかの使徒たちに、「兄弟たちよ、わたしたちは、どうしたらよいのでしょうか」と言った。 
Act 2:38  すると、ペテロが答えた、「悔い改めなさい。そして、あなたがたひとりびとりが罪のゆるしを得るために、イエス・キリストの名によって、バプテスマを受けなさい。そうすれば、あなたがたは聖霊の賜物を受けるであろう。 
Act 2:39  この約束は、われらの主なる神の召しにあずかるすべての者、すなわちあなたがたと、あなたがたの子らと、遠くの者一同とに、与えられているものである」。 
Act 2:40  ペテロは、ほかになお多くの言葉であかしをなし、人々に「この曲った時代から救われよ」と言って勧めた。 
Act 2:41  そこで、彼の勧めの言葉を受けいれた者たちは、バプテスマを受けたが、その日、仲間に加わったものが三千人ほどあった。 
Act 2:42  そして一同はひたすら、使徒たちの教を守り、信徒の交わりをなし、共にパンをさき、祈をしていた。 
Act 2:43  みんなの者におそれの念が生じ、多くの奇跡としるしとが、使徒たちによって、次々に行われた。 
Act 2:44  信者たちはみな一緒にいて、いっさいの物を共有にし、 
Act 2:45  資産や持ち物を売っては、必要に応じてみんなの者に分け与えた。 
Act 2:46  そして日々心を一つにして、絶えず宮もうでをなし、家ではパンをさき、よろこびと、まごころとをもって、食事を共にし、 
Act 2:47  神をさんびし、すべての人に好意を持たれていた。そして主は、救われる者を日々仲間に加えて下さったのである。 響きわたりました。
3 また、火のように別れた舌が彼らに現れて、ひとりびとりの上に置かれました。(とどまりました。)
4 すると、彼らは皆、聖霊に満たされ、御霊が語らせるままに、いろいろの他国の言葉で語り出しました。
ΠΡΑΞΕΙΣ 2:4 Greek NT: Nestle 1904
καὶ ἐπλήσθησαν πάντες Πνεύματος Ἁγίου, καὶ ἤρξαντο λαλεῖν ἑτέραις γλώσσαις καθὼς τὸ Πνεῦμα ἐδίδου ἀποφθέγγεσθαι αὐτοῖς.

ΠΡΑΞΕΙΣ 2:4 Greek NT: RP Byzantine Majority Text 2005

Καὶ ἐπλήσθησαν ἅπαντες πνεύματος ἁγίου, καὶ ἤρξαντο λαλεῖν ἑτέραις γλώσσαις, καθὼς τὸ πνεῦμα ἐδίδου αὐτοῖς ἀποφθέγγεσθαι.

5 さて、敬虔なユダヤ人たちが、天下のすべての国からエルサレムに来て住んでいましたが、
6 この物音に大ぜいの人が集まってきて、うろたえました。彼らの生れた国の言語で、彼らが話しているのを聞いからです。
7 そして、驚き怪しんで互いに言いました、「見よ、いま話しているこの人たちは、皆ガリラヤ人ではないか。
8 それだのに、どうしてわたしたちはそれぞれ、生れ故郷の国語を彼らから聞かされているのだ。
9 わたしたちの中には、パルテヤ人、メジヤ人、エラム人もおれば、メソポタミヤ、ユダヤ、カパドキヤ、ポントとアジヤ、
10 フルギヤとパンフリヤ、エジプトとクレネに近いリビヤ地方などに住む者もいるし、またローマ人で旅にきている者、
11 また、[3]ユダヤ人と、改宗者となって住んでいるローマ人もいるのだが、あの人々がわたしたちの国語で、神の大きな働きを述べるのを聞くとは、一体、どうなっているのだ」。
12 みんなの者は驚き惑って、互に言い合いました、「これは、いったい、どういうことなのだろう」。
13 しかし、ほかの人たちはあざ笑って、「あの人たちは新しい酒で酔っているのだ」と言いました。
14 しかし、ペテロが十一人の者と共に立ちあがり、声をあげて人々に語りかけました。「ユダヤの人たち、ならびにエルサレムに住むすべてのかたがた、どうか、この事を知ってください。わたしの言うことに耳を傾けてください。
15 この人たちは、あなたがたが思っているように、酒に酔っているのではありません。今は朝の九時なのですから、
16 そうではなく、これは預言者ヨエルが預言していたことなのです。すなわち、
17 『終りの時には、こうなると、神が仰せになる。わたしのすべての人の上に、私の霊を注ごう。そして、あなたがたのむすこ娘は預言をし、あなたがたの若者たちは幻を目の当たりに見、老人たちは夢を見る。
18 その時には、わたしの男女の僕たちにもわたしの霊を注ごう。そして彼らも預言をする。
19 また、わたしは上なる天では奇跡を、下なる地ではしるしを与えよう。すなわち、血と火と立ちこめる煙とである。
20 主の[4]大いなる恐ろしい日が来る前に、日はやみに月は血に変るであろう。
21 そのとき、主の名を呼び求める者は、みな救われる。』。
22 イスラエルの人たちよ、[5]このことを聞きなさい。あなたがたがよく知っているとおり、ナザレ人イエスは、神が彼をとおして、あなたがたの中で行われた数々の力あるわざと奇跡としるしとにより、神からつかわされた者であることを、あなたがたに示されたかた、
23 神の定めた計画と予知とによるこのイエスを、あなたがたは不法の人々の手で十字架につけて殺しました。
24 神はこのイエスを死の苦しみから解き放って、よみがえらせたのです。イエスが死に支配されていることなどは有り得ないことだからです。
25 ダビデはイエスについてこう言っています、『わたしは常に目の前に主を見た。それは、わたしが動かされないため、彼はわたしの右にいて下さるからである。
26 それゆえ、わたしの心は楽しみ、わたしの舌はよろこび歌った。わたしの肉体もまた、望みに生きる。
27 あなたは、わたしの魂を黄泉に捨ておくことをせず、あなたの聖者が朽ち果てるのを、お許しにならないからだ。
28 あなたは、いのちの道をわたしに知らしめ、み前にあって、わたしを喜びで満たして下さる。』。
29 兄弟たちよ、祖先ダビデについては、わたしはあなたがたにむかって大胆に言うことができます。彼は死んで葬られ、その墓は今日に至るまで、わたしたちの間に残っている。
30 彼は預言者であって、その子孫のひとりを王位につかせるために、キリストをよみがえらせることを、神が堅く彼に誓われたことを知り、
31 キリストの復活をあらかじめ知って、『彼は黄泉に捨ておかれることがなく、またその肉体が朽ち果てることもない』と語ったのです。
32 神はこの方、すなわちイエスをよみがえらせました。わたしたちは皆その証人なのです。
33 そして、神の右に上げられ、御父から聖霊の約束を受けて、あなたがたが今見聞きしている私たちにこれを注がれたのです。
34 ダビデが天に上ったのではありません。彼自身こう言っています、
35『主はわが主に、あなたの敵をあなたの足台にするまでは、わたしの右に座していなさい、と仰せになった』、
36 だから、イスラエルの全家は、あなたがたが十字架につけたこのイエスを、神が、主ともキリストとも成してお立てになった事を確かに知っておきなさい」。
37 人々はこれを聞いて、強く心を刺され、ペテロやほかの使徒たちに、対して言いました、「兄弟たちよ、わたしたちは、どうしたらよいのでしょうか」。
38 すると、ペテロが彼らに答えて言いました、「悔い改めなさい。そして、あなたがたひとりびとりが罪のゆるしを得るために、イエス・キリストの名によって、バプテスマを受けなさい。そうすれば、あなたがたは聖霊の賜物を受けます。
39 なぜなら、この約束は、主である私たちの神の召しにあずかるすべての者、すなわちあなたがたと、あなたがたの子らと、遠くの者一同のためだからです」。
40 ペテロは、ほかになお多くの言葉であかしをなし、また人々に勧めてこう言いました、「この曲った時代から救われなさい」
41 そこで、彼の勧めの言葉を喜んで[6]受けいれ、バプテスマを受けましたが、その日、およそ三千人の魂が加えられました。
ΠΡΑΞΕΙΣ 2:41 Greek NT: Nestle 1904
οἱ μὲν οὖν ἀποδεξάμενοι τὸν λόγον αὐτοῦ ἐβαπτίσθησαν, καὶ προσετέθησαν ἐν τῇ ἡμέρᾳ ἐκείνῃ ψυχαὶ ὡσεὶ τρισχίλιαι·

ΠΡΑΞΕΙΣ 2:41 Greek NT: RP Byzantine Majority Text 2005

Οἱ μὲν οὖν ἀσμένως ἀποδεξάμενοι τὸν λόγον αὐτοῦ ἐβαπτίσθησαν· καὶ προσετέθησαν τῇ ἡμέρᾳ ἐκείνῃ ψυχαὶ ὡσεὶ τρισχίλιαι.

42 そして一同はひたすら、使徒たちの教を守り、信徒の交わりをなし、共にパンをさき、祈をしていました。

43 すると、みんなの者におそれの念が生じ、使徒たちによって、多くの奇跡としるしとが、次々に行われました。
44 また、信者たちはみな一緒にいて、すべての物を共有していました。
45 また、彼らは資産や持ち物を売って、必要に応じてみんなの者に分け与えました。
46 そして、彼らは、日々心を一つにして、神殿の内におり、家ではパンをさき、よろこびと、まごころとをもって、食事を共にし、
47 神をさんびし、すべての人に好意を持たれていました。そして主は、救われる者を日々教会に[7]加えて下さったのです。
ΠΡΑΞΕΙΣ 2:47 Greek NT: Nestle 1904
αἰνοῦντες τὸν Θεὸν καὶ ἔχοντες χάριν πρὸς ὅλον τὸν λαόν. ὁ δὲ Κύριος προσετίθει τοὺς σῳζομένους καθ’ ἡμέραν ἐπὶ τὸ αὐτό.

ΠΡΑΞΕΙΣ 2:47 Greek NT: RP Byzantine Majority Text 2005

αἰνοῦντες τὸν θεόν, καὶ ἔχοντες χάριν πρὸς ὅλον τὸν λαόν. Ὁ δὲ κύριος προσετίθει τοὺς σῳζομένους καθ’ ἡμέραν τῇ ἐκκλησίᾳ.


ACTS 2

When the Day of Pentecost had fully come, they were all with one accord in one place. 
And suddenly there came a sound from heaven, as of a rushing mighty wind, and it filled the whole house where they were sitting. 
Then there appeared to them divided tongues, as of fire, and one sat upon each of them. 
And they were all filled with the Holy Spirit and began to speak with other tongues, as the Spirit gave them utterance.
The Crowd’s Response
And there were dwelling in Jerusalem Jews, devout men, from every nation under heaven. 
And when this sound occurred, the multitude came together, and were confused, because everyone heard them speak in his own language.
 Then they were all amazed and marveled, saying to one another, “Look, are not all these who speak Galileans?
 And how is it that we hear, each in our own language in which we were born?
 Parthians and Medes and Elamites, those dwelling in Mesopotamia, Judea and Cappadocia, Pontus and Asia, 
10 Phrygia and Pamphylia, Egypt and the parts of Libya adjoining Cyrene, visitors from Rome, both Jews and proselytes, 
11 Cretans and Arabswe hear them speaking in our own tongues the wonderful works of God.”
 12 So they were all amazed and perplexed, saying to one another, “Whatever could this mean?”
13 Others mocking said, “They are full of new wine.”
Peter’s Sermon
14 But Peter, standing up with the eleven, raised his voice and said to them, “Men of Judea and all who dwell in Jerusalem, let this be known to you, and heed my words. 
15 For these are not drunk, as you suppose, since it is only the third hour of the day. 
16 But this is what was spoken by the prophet Joel:
17 ‘And it shall come to pass in the last days, says God,
That I will pour out of My Spirit on all flesh;
Your sons and your daughters shall prophesy,
Your young men shall see visions,
Your old men shall dream dreams.
18 And on My menservants and on My maidservants
I will pour out My Spirit in those days;
And they shall prophesy.
19 I will show wonders in heaven above
And signs in the earth beneath:
Blood and fire and vapor of smoke.
20 The sun shall be turned into darkness,
And the moon into blood,
Before the coming of the great and awesome day of the Lord.
21 And it shall come to pass
That whoever calls on the name of the Lord
Shall be saved.
22 “Men of Israel, hear these words: Jesus of Nazareth, a Man attested by God to you by miracles, wonders, and signs which God did through Him in your midst, as you yourselves also know
 23 Him, being delivered by the determined purpose and foreknowledge of God, you have taken by lawless hands, have crucified, and put to death; 
24 whom God raised up, having loosed the pains of death, because it was not possible that He should be held by it. 
25 For David says concerning Him:
‘I foresaw the Lord always before my face,
For He is at my right hand, that I may not be shaken.
26 Therefore my heart rejoiced, and my tongue was glad;
Moreover my flesh also will rest in hope.
27 For You will not leave my soul in Hades,
Nor will You allow Your Holy One to see corruption.
28 You have made known to me the ways of life;
You will make me full of joy in Your presence.
29 “Men and brethren, let me speak freely to you of the patriarch David, that he is both dead and buried, and his tomb is with us to this day. 
30 Therefore, being a prophet, and knowing that God had sworn with an oath to him that of the fruit of his body, according to the flesh, He would raise up the Christ to sit on his throne,
31 he, foreseeing this, spoke concerning the resurrection of the Christ, that His soul was not left in Hades, nor did His flesh see corruption. 
32 This Jesus God has raised up, of which we are all witnesses. 
33 Therefore being exalted to the right hand of God, and having received from the Father the promise of the Holy Spirit, He poured out this which you now see and hear.
34 “For David did not ascend into the heavens, but he says himself:
‘The Lord said to my Lord,
“Sit at My right hand,
35 Till I make Your enemies Your footstool.”’[f]
36 “Therefore let all the house of Israel know assuredly that God has made this Jesus, whom you crucified, both Lord and Christ.”
37 Now when they heard this, they were cut to the heart, and said to Peter and the rest of the apostles, “Men and brethren, what shall we do?”
38 Then Peter said to them, “Repent, and let every one of you be baptized in the name of Jesus Christ for the remission of sins; and you shall receive the gift of the Holy Spirit. 39 For the promise is to you and to your children, and to all who are afar off, as many as the Lord our God will call.”
A Vital Church Grows
40 And with many other words he testified and exhorted them, saying, “Be saved from this perverse generation.”
 41 Then those who gladlyreceived his word were baptized; and that day about three thousand souls were added to them. 
42 And they continued steadfastly in the apostles’ doctrine and fellowship, in the breaking of bread, and in prayers. 
43 Then fear came upon every soul, and many wonders and signs were done through the apostles.
 44 Now all who believed were together, and had all things in common, 
45 and sold their possessions and goods, and divided them among all, as anyone had need.
46 So continuing daily with one accord in the temple, and breaking bread from house to house, they ate their food with gladness and simplicity of heart, 
47 praising God and having favor with all the people. And the Lord added to the church daily those who were being saved.


[1] (五旬節の日がきて)
[2] (舌のようなものが、炎のように分れて)
[3] (ユダヤ人と改宗者、クレテ人とアラビヤ人
[4] 輝かしい日
[5]今わたしの語ることを
[6]彼の勧めの言葉を喜んで⇒「喜んで」はない
[7] 仲間に加えて

2024年12月23日月曜日

使徒行伝第1章 公認本分

1章
1 真実なるテオピロ様、わたしは最初の報告書で、イエスが行い、また教え始められてから、
2 が天に上げられた日までに、お選びになった使徒たちに、聖霊によってお与えになった命令のことをすべてしるしました。
3 彼は、彼らに対して多くの確実な証拠によって、ご自分が生きておられることを示し、四十日にわたってたびたび彼らに現れて、神の国について語られました。
4 また、彼らと集まっているとき(食事を共にしているとき)、彼らにお命じになりました、「エルサレムから離れないで、以前からわたしから聞いていた父の約束を、
5 すなわち、ヨハネは水でバプテスマを授けたが、汝らは間もなく聖霊によって、バプテスマを授けらるという約束を待っていなさい」。
6 それで、弟子たちが一緒に集まったとき、イエスに問うて言いました、「主よ、あなたがイスラエルのために国を復興なさるのは、この時なのですか」。
7 すると、彼らに言われました、「時期や場合は、汝らの知る限りではない。それは父がご自分の権威によって定めておられるのである。
8 しかし、聖霊が汝らの所に来られれば、汝らは力を受けて、エルサレム、ユダヤ全土、そして、サマリヤ、さらに地のはてまで、わたしの証人となるのだ」。
9 こう仰せになると、彼は、彼らの見ている前で天に上げられ、雲に隠れて、その姿が見えなくなりました。
10 イエスの上って行かれるとき、彼らが天を見つめていると、見よ、白い衣を着たふたりの人が、彼らのそばに立っていました。
11 そして、彼らはこう言いました、「ガリラヤの人たちよ、なぜ天を見上げて立っているのですか。あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たのと同じ有様で、またおいでになるのです」。
12 それから彼らは、オリブという山からエルサレムに帰りました。この山はエルサレムに近く、安息日に許されている距離のところにあります。
13 それから、彼らは泊まっていた家に入って、その上の間にあがりました。その人たちは、ペテロ、ヤコブ、ヨハネ、アンデレ、ピリポとトマス、バルトロマイとマタイ、アルパヨの子ヤコブと熱心等のシモン、そして、ヤコブの兄弟ユダ(ペテロ、ヨハネ、ヤコブ、アンデレ、ピリポとトマス、バルトロマイとマタイ、アルパヨの子ヤコブと熱心党のシモンとヤコブの子ユダと)でした。
14 これらの人々はみな、婦人たち、特にイエスの母マリヤ、およびイエスの兄弟たちと共に、心を一つにして、ひたすら祈と嘆願をしていました。
15 そのころ、弟子たちが一団となって集まっていましたが、その百二十名ばかりの真ん中に立って、ペテロが言いました、
16 「兄弟たちよ、イエスを捕えた者たちの手びきになったユダについては、聖霊がダビデの口をとおしてあらかじめ語られたその言葉は、成就しなければなりませんでした。
17 彼はわたしたちと共に数えられ、この務を授かっていた者でした。(
18 しかし、彼は不義の報酬である地所を手に入れたが、そこへまっさかさまに落ちて、まん中から裂け、はらわたがみな流れ出てしまいました。
19 そこで、この地所が彼らの国語でアケルダマと呼ばれるようになり、この事はエルサレムの全住民に知れわたりました。(すなわち「血の地所」との意です。)
20 このことは、詩篇に、『その屋敷は荒れ果てさせよ、そこにはだれも住む者がいなくなれ』と書いてあり、また『その奉仕の職は、ほかの者に取らせよ』とあるとおりです。
21 そういうわけで、主イエスがわたしたちの間においでになり、また、出て行かれるまでのすべての期間中、
22 ヨハネのバプテスマの時から始まって、わたしたちを離れて天に上げられた日に至るまで、わたしたちと行動を共にした人たちのうちのだれかひとりが、わたしたちと共に主の復活の証人にならねばなりません」。
23 そこで彼らは、(バルサバと呼ばれ、またの名をユストという)ヨセフと、マッテヤとのふたりを立て、
24 そして祈って言いました、「主よ、すべての人の心をご存じである方よ。この奉仕と使徒の職とを受け継ぐために、このふたりのうちのどちらを選ばれるのかをお示しください。
25 ユダはこの使徒の職務から落ちて、自分の行くべきところへ行ったからです」。
26 それから、ふたりのためにくじを引いたところ、マッテヤに当ったので、この人が十一人の使徒たちに加えられました。

Acts 1
Act 1:1  Truly, O Theophilus, I made the first report as to all things that Jesus began both to do and teach
Act 1:2  until the day He was taken up, having given directions to the apostles whom He chose, through the Holy Spirit;
Act 1:3  to whom He also presented Himself living after His suffering by many infallible proofs, being seen by them through forty days, and speaking of the things pertaining to the kingdom of God.
Act 1:4  And having met with them, He commanded them not to depart from Jerusalem, but to await the promise of the Father which you heard from Me.
Act 1:5  For John truly baptized with water, but you shall be baptized in the Holy Spirit not many days from now.
Act 1:6  Then, indeed, these coming together, they asked Him, saying, Lord, do You at this time restore the kingdom to Israel?
Act 1:7  And He said to them, It is not for you to know the times or the seasons, which the Father has put in His own authority.
Act 1:8  But you shall receive power, the Holy Spirit coming upon you. And you shall be witnesses to Me both in Jerusalem and in all Judea, and in Samaria, and to the end of the earth.
Act 1:9  And saying these things, as they watched, He was taken up. And a cloud received Him out of their sight.
Act 1:10  And while they were looking intently into the heaven, He having gone, even behold, two men in white clothing stood beside them,
Act 1:11  who also said, Men of Galilee, why do you stand gazing up into the heaven? This same Jesus who is taken up from you into Heaven, will come in the way you have seen Him going into Heaven.
Act 1:12  Then they returned to Jerusalem from the mount Of Olive Grove, which is a sabbath day's journey from Jerusalem.
Act 1:13  And when they had come in, they went up into an upper room, where Peter and James, and John and Andrew, Philip and Thomas, Bartholomew and Matthew, James the son of Alpheus and Simon Zelotes, and Judas the brother of James;
Act 1:14  these all were continuing with one accord in prayer and supplication, with the women and Mary the mother of Jesus, and with His brothers.
Act 1:15  And in those days Peter stood up in the midst of the disciples and said, (the number of names together was about a hundred and twenty,)
Act 1:16  Men, brothers, this Scripture must have been fulfilled, which the Holy Spirit by the mouth of David spoke before concerning Judas, who became guide to those who seized Jesus.
Act 1:17  For he was numbered with us and had obtained part of this ministry.
Act 1:18  Indeed, then, this one purchased a field with the reward of unrighteousness. And falling headlong, he burst apart in the middle, and all his bowels gushed out.
Act 1:19  And it was known to all the dwellers at Jerusalem, so much so that that field is called in their own dialect, Akeldama, that is to say, Field of Blood.
Act 1:20  For it is written in the Book of Psalms, "Let his estate become forsaken, and he not be living in it." And, "Let another take his overseership."
Act 1:21  Therefore, it is right that one of these men who have companied with us all the time that the Lord Jesus came in and went out among us,
Act 1:22  beginning from the baptism of John to that same day that He was taken up from us, to become a witness with us of His resurrection.
Act 1:23  And they appointed two, Joseph called Barsabas, who was surnamed Justus, and Matthias.
Act 1:24  And they prayed and said, You, Lord, knower of all hearts, show which one You chose from these two,
Act 1:25  to take the share of this ministry and apostleship from which Judas fell, to go to his own place.
Act 1:26  And they gave forth their lots. And the lot fell upon Matthias. And he was numbered with the eleven apostles.

2024年12月20日金曜日

使徒行伝23章 欽定訳

1パウロは議会をじっと見つめながら言いました。「兄弟たちよ、私は今日まで神の前に全き良心をもって生きてきました。」

2すると、大祭司アナニアは、そばに立っていた者たちに、彼の口を打つように命じました。

3そこでパウロは彼に言いました。「白塗られた壁よ、神はあなたを打たれるでしょう。あなたは律法に従って私を裁くために座りながら、律法に反して私を打つように命じるのですか。」

4そばに立っていた者たちは言いました。「お前は神の大祭司をののしるのか。」

5そこでパウロは言いました。「兄弟たちよ、彼が大祭司であることを私は知らなかった。『あなたの民の指導者を悪く言ってはならない』と書いてある。」

6しかしパウロは、一方がサドカイ派で、他方がパリサイ派であるのに気づき、議会の中で叫びました。「兄弟たちよ。私はパリサイ派であり、パリサイ派の子である。死者の復活の希望について、私は問われているのです。」

7パウロがこのように言うと、パリサイ派とサドカイ派の間に意見の不一致が起こり、群衆は二分されました。

8というのは、サドカイ派は、復活はなく、天使も霊もないと言っているが、パリサイ派はその両方を認めているからです。

99すると、大声で叫びが起こり、パリサイ派の律法学者たちが立ち上がって論争し始めました。「私たちは、この人に何の悪も見いだせない。しかし、霊か天使が彼に語ったのなら、神に対して争うのはやめよう。」と。

10 大きな争いが起こったので、千人隊長は、パウロが彼らの中に引きずり込まれるのを恐れ、兵士たちに下って行って、パウロを彼らの中から力ずくで連れ出して城に連行するように命じました。

 

11 その夜、主はパウロのそばに立って言われました。「パウロよ、勇気を出しなさい。汝がエルサレムでわたしについて証言したように、汝はローマでも証言しなければならない。」

 

パウロ殺害の陰謀

 

(ヨハネ 16:1-4)

 

12夜が明けると、ユダヤ人たちは結託して、パウロを殺すまでは何も食べず飲みもしないと誓った。

13この陰謀を企てた者は40人以上いました。

14彼らは祭司長たちや長老たちのところに来て言いました。「私たちはパウロを殺すまでは何も食べないという大きな誓いを立てました。

15それで、あなたたちは議会と共に千人隊長に、パウロについてもっと詳しく調べるつもりで、明日あなたたちのところに連れて来るようにと告げてください。そうすれば、私たちは、彼が近づいたときには、いつでも彼を殺す用意ができています。」

16 さて、パウロの妹の息子は、彼らが待ち伏せしていることを聞いて、城内に入って、パウロに告げました。

17 そこでパウロは百卒長の一人を呼び、「この若者を千卒長のところ​​に連れて行ってください。千卒長に何か話しましたいことがあるそうです」と言いました。

18 そこで百卒長は若者を捕らえて千卒長のところ​​に連れて行き、「囚人のパウロが私を呼び、この若者があなたに話しましたいことがあるので、あなたのところに連れてきてくれるようにと頼みました」と言いました。

19 そこで千卒長は若者の手を取り、二人きりでわきへ行き、「私に何を話しましたいのか」と尋ねた。

20 すると百卒長は言いました、「ユダヤ人たちは、パウ​​ロについてもっと詳しく調べようとしているかのように、明日、議会にパウロを連れてきてほしいとあなたに頼むことにしています」。

21 しかし、あなたは彼らの言うようにしないでください。彼らのうちの四十人以上の者が彼を待ち伏せしています。彼らは彼を殺すまでは食べることも飲むこともしないと誓いを立てており、あなたからの約束を待って今準備を整えているのです。

22 そこで千人隊長は若者を去らせながら命じました。「これらのことを私に告げましたことは、だれにも言うな。

パウロはカイザリヤのフェリクスのもとに遣わされた

23そこで彼は二人の百人隊長を呼び寄せて言いました。「夜中の三時にカイザリヤへ向かう兵士二百人と騎兵七十人、槍兵二百人を用意せよ。

24また、彼らに馬を用意し、パウロを乗せて総督フェリクスのもとへ無事に連れて行けるように。」

25彼は次のように手紙を書きました。

26クラウディウス・リシアスから、高位の総督フェリクスへ、よろしく。

27この男はユダヤ人に捕らえられ、殺されそうになっていました。そこで私は、彼がローマ人であることを知り、軍隊を率いて行って彼を救出しました。

28そして、彼らが彼を訴えた理由を知りたいと思ったので、彼を彼らの議会に引き出しました。

29私は、彼が彼らの法律に違反する罪で訴えられていることは、死刑や拘束に値する罪は何も問われていないと分かりました。

30 しかし、ユダヤ人たちがこの男を待ち伏せしていることが私に知らされたので、私は直ちにあなたのところに人をつかわし、彼を告発する者たちにも、彼に対して何を訴えているかをあなたの前に告げるように命じました。それでは。

31 そこで兵士たちは、命じられたとおりにパウロを夜のうちにアンティパトリスに連行しました。

32 翌日、彼らは騎兵たちにパウロといっしょに行かせ、城に帰って行きました。

33 彼らはカイザリヤに着いて、総督に手紙を渡すと、パウロをも彼の前に立たせました。

34 総督はその手紙を読んでから、パウロがどこの州の人かと尋ね、キリキアの人だと知って、

35 「あなたを告発する者たちも来たら、あなたの言うことを聞くことにしよう。」と言って、ヘロデの法廷にパウロを留めておくように命じました。

 





1パウロは議会をじっと見つめながら言いました。「兄弟たちよ、私は今日まで神の前に全き良心をもって生きてきました。」

2すると、大祭司アナニアは、そばに立っていた者たちに、彼の口を打つように命じました。

3そこでパウロは彼に言いました。「白塗られた壁よ、神はあなたを打たれるでしょう。あなたは律法に従って私を裁くために座りながら、律法に反して私を打つように命じるのですか。」

4そばに立っていた者たちは言いました。「お前は神の大祭司をののしるのか。」

5そこでパウロは言いました。「兄弟たちよ、彼が大祭司であることを私は知らなかった。『あなたの民の指導者を悪く言ってはならない』と書いてある。」

6しかしパウロは、一方がサドカイ派で、他方がパリサイ派であるのに気づき、議会の中で叫びました。「兄弟たちよ。私はパリサイ派であり、パリサイ派の子である。死者の復活の希望について、私は問われているのです。」

7パウロがこのように言うと、パリサイ派とサドカイ派の間に意見の不一致が起こり、群衆は二分されました。

8というのは、サドカイ派は、復活はなく、天使も霊もないと言っているが、パリサイ派はその両方を認めているからです。

99すると、大声で叫びが起こり、パリサイ派の律法学者たちが立ち上がって論争し始めました。「私たちは、この人に何の悪も見いだせない。しかし、霊か天使が彼に語ったのなら、神に対して争うのはやめよう。」と。

10 大きな争いが起こったので、千人隊長は、パウロが彼らの中に引きずり込まれるのを恐れ、兵士たちに下って行って、パウロを彼らの中から力ずくで連れ出して城に連行するように命じました。

 

11 その夜、主はパウロのそばに立って言われました。「パウロよ、勇気を出しなさい。汝がエルサレムでわたしについて証言したように、汝はローマでも証言しなければならない。」

 

パウロ殺害の陰謀

 

(ヨハネ 16:1-4)

 

12夜が明けると、ユダヤ人たちは結託して、パウロを殺すまでは何も食べず飲みもしないと誓った。

13この陰謀を企てた者は40人以上いました。

14彼らは祭司長たちや長老たちのところに来て言いました。「私たちはパウロを殺すまでは何も食べないという大きな誓いを立てました。

15それで、あなたたちは議会と共に千人隊長に、パウロについてもっと詳しく調べるつもりで、明日あなたたちのところに連れて来るようにと告げてください。そうすれば、私たちは、彼が近づいたときには、いつでも彼を殺す用意ができています。」

16 さて、パウロの妹の息子は、彼らが待ち伏せしていることを聞いて、城内に入って、パウロに告げました。

17 そこでパウロは百卒長の一人を呼び、「この若者を千卒長のところ​​に連れて行ってください。千卒長に何か話しましたいことがあるそうです」と言いました。

18 そこで百卒長は若者を捕らえて千卒長のところ​​に連れて行き、「囚人のパウロが私を呼び、この若者があなたに話しましたいことがあるので、あなたのところに連れてきてくれるようにと頼みました」と言いました。

19 そこで千卒長は若者の手を取り、二人きりでわきへ行き、「私に何を話しましたいのか」と尋ねた。

20 すると百卒長は言いました、「ユダヤ人たちは、パウ​​ロについてもっと詳しく調べようとしているかのように、明日、議会にパウロを連れてきてほしいとあなたに頼むことにしています」。

21 しかし、あなたは彼らの言うようにしないでください。彼らのうちの四十人以上の者が彼を待ち伏せしています。彼らは彼を殺すまでは食べることも飲むこともしないと誓いを立てており、あなたからの約束を待って今準備を整えているのです。

22 そこで千人隊長は若者を去らせながら命じました。「これらのことを私に告げましたことは、だれにも言うな。

パウロはカイザリヤのフェリクスのもとに遣わされた

23そこで彼は二人の百人隊長を呼び寄せて言いました。「夜中の三時にカイザリヤへ向かう兵士二百人と騎兵七十人、槍兵二百人を用意せよ。

24また、彼らに馬を用意し、パウロを乗せて総督フェリクスのもとへ無事に連れて行けるように。」

25彼は次のように手紙を書きました。

26クラウディウス・リシアスから、高位の総督フェリクスへ、よろしく。

27この男はユダヤ人に捕らえられ、殺されそうになっていました。そこで私は、彼がローマ人であることを知り、軍隊を率いて行って彼を救出しました。

28そして、彼らが彼を訴えた理由を知りたいと思ったので、彼を彼らの議会に引き出しました。

29私は、彼が彼らの法律に違反する罪で訴えられていることは、死刑や拘束に値する罪は何も問われていないと分かりました。

30 しかし、ユダヤ人たちがこの男を待ち伏せしていることが私に知らされたので、私は直ちにあなたのところに人をつかわし、彼を告発する者たちにも、彼に対して何を訴えているかをあなたの前に告げるように命じました。それでは。

31 そこで兵士たちは、命じられたとおりにパウロを夜のうちにアンティパトリスに連行しました。

32 翌日、彼らは騎兵たちにパウロといっしょに行かせ、城に帰って行きました。

33 彼らはカイザリヤに着いて、総督に手紙を渡すと、パウロをも彼の前に立たせました。

34 総督はその手紙を読んでから、パウロがどこの州の人かと尋ね、キリキアの人だと知って、

35 「あなたを告発する者たちも来たら、あなたの言うことを聞くことにしよう。」と言って、ヘロデの法廷にパウロを留めておくように命じました。



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37あなたがたは、神殿を襲う者でも、女神を冒涜する者でもない者たちを、ここに連れて来たのです。
39しかし、もしあなたがたに他の問いただすべきことがあれば、それは合法的な集会で決定されなければならない。
40わたしたちは、今日の騒動について問題にされる恐れがある。」
41そして、これらのことを言うと、集会を解散させました。