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2026年9月24日木曜日

テトスへの手紙1章

 

Tit 1:1  神の僕、イエス・キリストの使徒パウロから――わたしが使徒とされたのは、神に選ばれた者たちの信仰を強め、また、信心にかなう真理の知識を彼らに得させるためであり、 

Tit 1:2  偽りのない神が永遠の昔に約束された永遠のいのちの望みに基くのです。 

Tit 1:3  神は、定められた時に及んで、御言を宣教によって明らかにされたましたが、わたしは、わたしたちの救主なる神の任命によって、この宣教をゆだねられたのです―― 

テトス 1:4 信仰を同じうするわたしの真実の子テトスへ。父なる神と、私たちの救い主キリスト・イエスから、恵みと憐れみと平安がありますように。

テトス 1:5 私があなたをクレタに残したのは、不十分なところを正し、私が命じたように、町ごとに長老たちを任命させるためでした。

テトス 1:6 長老は、非難されるところがなく、一人の妻の夫であり、放蕩や不従順の疑いをかけられていない、信仰深い子供たちを持つ者でなければなりません。

テトス 1:7 監督は神の管理者として、非難されるところがなく、独りよがりでなく、すぐに怒らず、酒にふけらず、乱暴でなく、不正な利得をむさぼらない者でなければなりません。

テトス 1:8 むしろ、旅人を親切にもてなし、善を愛し、思慮深く、正しく、聖く、自制心があり、

テトス 1:9 教えられた通りの確かな御言葉をしっかりと守る者でなければなりません。それは、健全な教えによって勧めをし、また反対する者たちを論破するためです。

テトス 1:10 実のところ、不従順で、空虚なことを語り、人を惑わす者が多くいます。特に割礼派の人々の中にそうした者がいます。

テトス 1:11 彼らの口を封じなければなりません。彼らは不正な利得のために、語ってはならないことを教えて、家全体を覆しているからです。

テトス 1:12 彼ら自身の預言者の一人が、「クレタ人はいつも嘘つき、悪い獣、怠け者の大食漢」と言ったことがあります。

テトス 1:13 この証言は真実です。それゆえ、彼らが信仰において健全な者となるよう、厳しく戒めなさい。

テトス 1:14 ユダヤ人の作り話や、真理から背かせる人間の戒めに耳を傾けてはなりません。

テトス 1:15  清い人々にとっては、すべてのものが清い。しかし、汚れた不信仰な人々にとっては、清いものは何もなく、彼らの思いも良心も汚れています。

テトス 1:16  彼らは神を知っていると公言するが、その行いによって神を否定しています。彼らは忌まわしく、不従順であり、あらゆる良い行いにおいて失格者です。

テトスへの手紙2章

テトス 2:1  しかし、あなたは健全な教えにかなうことを語りなさい。

テトス 2:2  年老いた男たちは、節度があり、威厳があり、慎み深く、信仰と愛と忍耐において健全であるようにしなさい。

テトス 2:3  年老いた女たちも同様に、聖徒にふさわしい振る舞いをし、中傷せず、大酒にふけらず、良いことを教える者となりなさい。

テトス 2:4  そうすれば、彼女たちは若い女たちを教え、夫を愛し、子供を愛し、

テトス 2:5  慎み深く、貞潔で、家を守り、善良で、自分の夫に従う者となるように導くことができるでしょう。それは、神の言葉がそしられないためです。

テトス 2:6  若い男たちも同様に、慎み深い者となるように勧めなさい。

テトス 2:7  あなた自身、あらゆる面で良い行いの模範となりなさい。教えにおいては、不純なところのない、威厳のある、誠実な態度を示し、

テトス 2:8  非難の余地のない健全な言葉を用いなさい。そうすれば、反対する者は、あなたについて何も悪いことを言えず、恥じ入ることになるでしょう。

テトス 2:9  奴隷たちには、自分の主人に従い、あらゆることで主人を喜ばせ、口答えをせず、

テトス 2:10  横領などせず、あらゆる点で真実な誠実さを示すように勧めなさい。それは、彼らがすべてのことにおいて、私たちの救い主である神の教えを輝かせるためです。

テトス 2:11  というのは、すべての人に救いをもたらす神の恵みが現れたからです。

テトス 2:12  その恵みは、私たちが不敬虔と世俗的な欲望を捨て、この世で慎み深く、正しく、敬虔に生活するようにと教えています。

テトス 2:13  それは、祝福された望み、すなわち偉大な神であり私たちの救い主であるイエス・キリストの栄光ある現れを待ち望むためです。

テトス 2:14  キリストは私たちのためにご自身をささげられました。それは、私たちをあらゆる不法から贖い出し、良い行いに熱心なご自分の民をきよめるためでした。

テトス 2:15  これらのことを語り、勧め、すべての権威をもって戒めなさい。だれにもあなたを軽んじさせてはなりません

テトスへの手紙3章

 テトス 3:1  支配者や権威ある者たちに従い、役人に服し、あらゆる良い行いをする用意ができているように、彼らに思い起こさせなさい。

テトス 3:2  だれをも悪く言わず、争わず、寛容であり、すべての人に対して柔和な態度を示すようにしなさい。

テトス 3:3  かつては私たちも、愚かで、不従順で、惑わされ、さまざまな欲望と快楽の奴隷となり、悪意とねたみの中に生き、互いに憎み合い、忌まわしい者でした。

テトス 3:4  しかし、私たちの救い主である神の慈愛と人間への愛が現れたとき、

テトス 3:5  神は、私たちが自分で行った義の行いによってではなく、ご自分の憐れみによって、新生の洗いと聖霊による更新とをもって、私たちを救ってくださいました。

テトス 3:6  神は、この聖霊を、私たちの救い主イエス・キリストを通して、私たちに豊かに注いでくださったのです。

テトス 3:7  それは、私たちがキリストの恵みによって義と認められ、永遠の命の希望に従って、御国を受け継ぐ者となるためです。

テトス 3:8  これは信頼できる言葉です。私はあなたがこれらのことを力説することを望みます。そうすれば、神を信じる人々は、良い行いに励むことに心を配るようになるでしょう。これらのことは、人にとって良く、有益なことです。

テトス 3:9  しかし、愚かな論争、系図調べ、争い、律法をめぐる揉め事は避けなさい。それらは無益であり、むなしいものです。

テトス 3:10  異端的なことを言う者に対しては、一度、二度と戒めた後、退けなさい。

テトス 3:11  そのような者は道を外れて罪を犯し、自分自身で自分を断罪していることを知りなさい。

テトス 3:12  私がアルテマスかテキコをあなたのところに送るとき、急いでニコポリスにいる私のところに来なさい。私はそこで冬を越すことに決めているからです。

Tit 3:13  法学者ゼナスと、アポロとを、急いで旅につかせ、不自由のないようにしてあげなさい。 

テトス 3:15 わたしと一緒にいる者たちは皆、あなたによろしくと言っています。信仰にテトス 3:13 律法学者ゼナスとアポロが旅立つときは、彼らに不足するものがないように、熱心に送り出してください。
テトス 3:14  わたしたちの仲間も、さし迫った必要に備えて、努めて良いわざを励み、実を結ばぬ者とならないように、心がけるべきです。
テトス 3:15 わたしと一緒にいる者たちは皆、あなたによろしくと言っています。信仰によってわたしたちを愛している人々によろしく伝えてください。恵みが、あなたがた一同と共にあるように。アーメン。

2026年7月4日土曜日

ガラテヤ人への手紙 2章

 2章

ガラテヤ 2:1  それから十四年たって、私はバルナバと共に再びエルサレムに上りました。その際、テトスも連れて行きました。

ガラテヤ 2:2  私が上京したのは、啓示によるものでした。私は異邦人に宣べ伝えている福音を彼らに説明したが、それは有力な人々に対しては、内密に行ったことでした。私がこれまで走ってきたこと、あるいは今走っていることが、無駄にならないようにするためです。

ガラテヤ 2:3  しかし、私と一緒にいたテトスはギリシア人であったにもかかわらず、割礼を受けることを強いられませんでした。

ガラテヤ 2:4  それは、忍び込んできた偽の兄弟たちのせいです。彼らは、私たちがキリスト・イエスにあって持っている自由を偵察し、私たちを奴隷にしようとして、こっそり入り込んできたのです。

ガラテヤ 2:5  私たちは、福音の真理があなたがたのもとにとどまるように、彼らに屈服して譲歩することは、たとえ一時たりともしませんでした。

ガラテヤ 2:6  また、有力者と見なされていた人々については――彼らがどんな人であったにせよ、私には問題ではありません。神は人を分け隔てなさらないからですその有力者たちは、話し合いの席で私に何も付け加えませんでした。

ガラテヤ 2:7  それどころか、彼らは、ペテロに割礼を受けた者への福音宣教が委ねられたように、私には異邦人への福音宣教が委ねられたことを見て、

ガラテヤ 2:8  (実際、割礼を受けた者の使徒としてペテロに力強く働かれた方は、異邦人への使徒として私にも力強く働かれたのですが)

ガラテヤ 2:9  柱と見なされていたヤコブ、ケパ、ヨハネは、私に与えられた恵みを認め、私とバルナバに交わりの右手を差し伸べました。それは、私たちが異邦人のところへ行き、彼らが割礼を受けた者のところへ行くためでした。

ガラテヤ 2:10  ただ一つ彼らが望んだのは、私たちが貧しい人々を心に留めることでした。それこそ、私も熱心に行おうとしていたことです。

ガラテヤ 2:11  しかし、ペテロがアンティオキアに来たとき、私は彼を面と向かって非難しました。彼に非難されるべき点があったからです。

ガラテヤ 2:12  というのは、ヤコブのところからある人々が来る前は、彼は異邦人と一緒に食事をしていたからです。しかし、彼らがやって来ると、彼は割礼を受けた者たちを恐れて、身を引いて離れてしまいました。

ガラテヤ 2:13  他のユダヤ人たちも彼と一緒に偽善の振る舞いをしたので、バルナバまでも彼らの偽善に引きずり込まれてしまいました。

ガラテヤ 2:14  しかし、彼らが福音の真理にかなった正しい歩みをしていないのを見て、私は皆の前でペテロに言いました。「あなたはユダヤ人でありながら、ユダヤ人の流儀ではなく異邦人の流儀で生活しているのに、どうして異邦人にユダヤ人の流儀で生活するよう強いるのですか。」

ガラテヤ 2:15  私たちは生まれながらのユダヤ人であり、異邦人のような罪人ではないが、

ガラテヤ 2:16  人は律法の行いによってではなく、イエス・キリストへの信仰によって義とされることを知っています。そこで私たちも、律法の行いによってではなくキリストへの信仰によって義とされるために、キリスト・イエスを信じたのです。なぜなら、律法の行いによっては、だれ一人として義とされないからです。

ガラテヤ 2:17  しかし、もし私たちがキリストによって義とされようとしながら、自分たち自身もまた罪人であるとされたなら、キリストは罪に仕える者ということになるでしょうか?。決してそうではありません。

ガラテヤ 2:18  もし私が、一度打ち壊したものを再び築き上げるなら、私は自分自身を違反者とすることになります。

ガラテヤ 2:19  私は神に生きるために、律法によって律法に対して死んだのです。

ガラテヤ 2:20  私はキリストと共に十字架につけられました。もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。私が今、肉にあって生きているのは、私を愛し、私のためにご自身をささげられた神の御子に対する信仰によるのです。

ガラテヤ 2:21  私は神の恵みを無にはしません。もし義が律法によって得られるものなら、キリストは無駄に死なれたことになるからです。

ガラテヤ人への手紙 3章

 

3章

ガラテヤ 3:1  ああ、愚かなガラテヤ人よ。イエス・キリストが十字架につけられた姿が、あなたがたの目の前にありありと示されたというのに、いったい誰があなたがたを惑わしたのですか。

ガラテヤ 3:2  ただ一つ、あなたがたに聞きたいことがある。あなたがたが御霊を受けたのは、律法の行いによるのですか、それとも信仰によるのですか。

ガラテヤ 3:3  あなたがたはそれほどまでに愚かなのですか。御霊によって始めたのに、今や肉によって完成されようとしているのですか。

ガラテヤ 3:4  あれほど多くのことを経験したのは、無駄だったのですか。いや、本当に無駄だったのだろうか。

ガラテヤ 3:5  あなたがたに御霊を豊かに与え、あなたがたの間で奇跡を行われる方は、律法の行いによるのですか、それとも信仰によるのですか。

ガラテヤ 3:6  それは、アブラハムが神を信じ、それが彼の義と認められたのと同じことです。

ガラテヤ 3:7  だから、信仰による人々こそアブラハムの子であることを知りなさい。

ガラテヤ 3:8  聖書は、神が異邦人を信仰によって義とされることをあらかじめ見て、「あなたによってすべての国々が祝福される」と、アブラハムに先んじて福音を告げたのです。

ガラテヤ 3:9  したがって、信仰による人々は、信仰の人アブラハムと共に祝福されるのです。

ガラテヤ 3:10  律法の行いに頼る者は皆、呪いのもとにある。なぜなら、「律法の書に書かれているすべてのことを守り行わない者は皆、呪われている」と書かれているからです。

ガラテヤ 3:11  律法によって神の前に義とされる者が一人もいないことは明らかです。なぜなら、「義人は信仰によって生きる」とあるからです。

ガラテヤ 3:12  律法は信仰によるものではない。むしろ、「律法を行う者は、それによって生きる」のです。

ガラテヤ 3:13  キリストは、私たちのために呪いとなって、私たちを律法の呪いから贖い出してくださいました。「木にかけられる者は皆、呪われている」と書かれているからです。

ガラテヤ 3:14  それは、アブラハムの祝福がイエス・キリストによって異邦人に及ぶためであり、また、私たちが信仰によって約束の御霊を受けるためです。

ガラテヤ 3:15  兄弟たちよ、人の例を引いて言います。人間の契約であっても、いったん有効に結ばれたなら、それを無効にしたり、付け加えたりする者はだれもいません。

ガラテヤ 3:16  さて、約束はアブラハムとその子孫に対してなされました。聖書は「子孫たちに」と言って多くの者を指すのではなく、一人の人を指して「あなたの子孫に」と言っています。その方とはキリストのことです。

ガラテヤ 3:17  私が言いたいのはこういうことです。神によってあらかじめ有効に結ばれた契約を、四百三十年後にできた律法が無効にしたり、その約束を無力にしたりすることはできない、ということです。

ガラテヤ 3:18  もし相続が律法によるものだとしたら、もはや約束によるものではなくなります。しかし神は、約束によってそれをアブラハムに与えられたのです。

ガラテヤ 3:19  では、律法は何のためにあるのでしょうか。それは違反を明らかにするために付け加えられたものであり、約束された「子孫」が来られるまでのものです。律法は天使たちによって、仲介者の手を通して定められました。

ガラテヤ 3:20  仲介者は一方の者だけのためのものではありませんが、神は一つ(おひとり)です。

ガラテヤ 3:21  では、律法は神の約束に反するものでしょうか。決してそうではありません。もし命を与えることのできる律法が与えられていたなら、義は確かに律法によって得られたはずだからです。

ガラテヤ 3:22  しかし聖書は、すべての人を罪の支配下に閉じ込めました。それは、イエス・キリストへの信仰による約束が、信じる人々に与えられるためでした。

ガラテヤ 3:23  信仰が現れる前、私たちは律法の下に閉じ込められ、後に啓示される信仰のために監禁されていました。

ガラテヤ 3:24  こうして律法は、私たちをキリストのもとへ導く養育係となりました。私たちが信仰によって義とされるためです。

ガラテヤ 3:25  しかし信仰が現れた今は、私たちはもはや養育係の下にはいません。

ガラテヤ 3:26  あなたがたは皆、キリスト・イエスを信じる信仰によって神の子なのです。

ガラテヤ 3:27  キリストと結ばれるバプテスマを受けたあなたがたは皆、キリストを身にまとったのです。

ガラテヤ人への手紙 3:28  そこには、ユダヤ人もギリシア人もなく、奴隷も自由人もなく、男も女もありません。あなたがたは皆、キリスト・イエスにあって一つだからです。

ガラテヤ人への手紙 3:29  もしあなたがたがキリストのものなら、あなたがたはアブラハムの子孫であり、約束による相続人なのです。

ガラテヤ 3:1  ああ、愚かなガラテヤ人よ。イエス・キリストが十字架につけられた姿が、あなたがたの目の前にありありと示されたというのに、いったい誰があなたがたを惑わしたのですか。

ガラテヤ 3:2  ただ一つ、あなたがたに聞きたいことがある。あなたがたが御霊を受けたのは、律法の行いによるのですか、それとも信仰によるのですか。

ガラテヤ 3:3  あなたがたはそれほどまでに愚かなのですか。御霊によって始めたのに、今や肉によって完成されようとしているのですか。

ガラテヤ 3:4  あれほど多くのことを経験したのは、無駄だったのですか。いや、本当に無駄だったのだろうか。

ガラテヤ 3:5  あなたがたに御霊を豊かに与え、あなたがたの間で奇跡を行われる方は、律法の行いによるのですか、それとも信仰によるのですか。

ガラテヤ 3:6  それは、アブラハムが神を信じ、それが彼の義と認められたのと同じことです。

ガラテヤ 3:7  だから、信仰による人々こそアブラハムの子であることを知りなさい。

ガラテヤ 3:8  聖書は、神が異邦人を信仰によって義とされることをあらかじめ見て、「あなたによってすべての国々が祝福される」と、アブラハムに先んじて福音を告げたのです。

ガラテヤ 3:9  したがって、信仰による人々は、信仰の人アブラハムと共に祝福されるのです。

ガラテヤ 3:10  律法の行いに頼る者は皆、呪いのもとにある。なぜなら、「律法の書に書かれているすべてのことを守り行わない者は皆、呪われている」と書かれているからです。

ガラテヤ 3:11  律法によって神の前に義とされる者が一人もいないことは明らかです。なぜなら、「義人は信仰によって生きる」とあるからだ。

ガラテヤ 3:12  律法は信仰によるものではない。むしろ、「律法を行う者は、それによって生きる」のです。

ガラテヤ 3:13  キリストは、私たちのために呪いとなって、私たちを律法の呪いから贖い出してくださった。「木にかけられる者は皆、呪われている」と書かれているからです。

ガラテヤ 3:14  それは、アブラハムの祝福がイエス・キリストによって異邦人に及ぶためであり、また、私たちが信仰によって約束の御霊を受けるためです。

ガラテヤ 3:15  兄弟たちよ、人の例を引いて言います。人間の契約であっても、いったん有効に結ばれたなら、それを無効にしたり、付け加えたりする者はだれもいません。

ガラテヤ 3:16  さて、約束はアブラハムとその子孫に対してなされました。聖書は「子孫たちに」と言って多くの者を指すのではなく、一人の人を指して「あなたの子孫に」と言っています。その方とはキリストのことです。

ガラテヤ 3:17  私が言いたいのはこういうことです。神によってあらかじめ有効に結ばれた契約を、四百三十年後にできた律法が無効にしたり、その約束を無力にしたりすることはできない、ということです。

ガラテヤ 3:18  もし相続が律法によるものだとしたら、もはや約束によるものではなくなります。しかし神は、約束によってそれをアブラハムに与えられたのです。

ガラテヤ 3:19  では、律法は何のためにあるのでしょうか。それは違反を明らかにするために付け加えられたものであり、約束された「子孫」が来られるまでのものです。律法は天使たちによって、仲介者の手を通して定められました。

ガラテヤ 3:20  仲介者は一方の者だけのためのものではありませんが、神は一つ(おひとり)です。

ガラテヤ 3:21  では、律法は神の約束に反するものでしょうか。決してそうではありません。もし命を与えることのできる律法が与えられていたなら、義は確かに律法によって得られたはずだからです。

ガラテヤ 3:22  しかし聖書は、すべての人を罪の支配下に閉じ込めました。それは、イエス・キリストへの信仰による約束が、信じる人々に与えられるためでした。

ガラテヤ 3:23  信仰が現れる前、私たちは律法の下に閉じ込められ、後に啓示される信仰のために監禁されていました。

ガラテヤ 3:24  こうして律法は、私たちをキリストのもとへ導く養育係となりました。私たちが信仰によって義とされるためです。

ガラテヤ 3:25  しかし信仰が現れた今は、私たちはもはや養育係の下にはいません。

ガラテヤ 3:26  あなたがたは皆、キリスト・イエスを信じる信仰によって神の子なのです。

ガラテヤ 3:27  キリストと結ばれるバプテスマを受けたあなたがたは皆、キリストを身にまとったのです。

ガラテヤ人への手紙 3:28  そこには、ユダヤ人もギリシア人もなく、奴隷も自由人もなく、男も女もありません。あなたがたは皆、キリスト・イエスにあって一つだからです。

ガラテヤ人への手紙 3:29  もしあなたがたがキリストのものなら、あなたがたはアブラハムの子孫であり、約束による相続人なのです。

ガラテヤ人への手紙 4章

 

4章

ガラテヤ 4:1  さて、わたしはこう言います。相続人は、すべてのものの主人でありながら、幼い間は奴となんら変わるところがなく、

ガラテヤ 4:2  父が定めた時までは、後見人や管理人の下に置かれています。

ガラテヤ 4:3  わたしたちも同様に、幼かった時には、世の「もろもろの原理」の下に置かれて奴隷となっていました。

ガラテヤ 4:4  しかし、時が満ちると、神は御子を遣わされました。御子は女から生まれ、律法の支配の下に置かれました。

ガラテヤ 4:5  それは、律法の支配の下にある者たちを贖い出し、わたしたちが子としての身分を受けるためでした。

ガラテヤ 4:6  あなたがたが子であるため、神は「アッバ、父よ」と呼ぶ御子の霊を、わたしたちの心に遣わされたのです。

ガラテヤ 4:7  ですから、あなたはもはや奴隷ではなく、子です。子であれば、キリストによる神の相続人でもあります。

ガラテヤ 4:8  かつてあなたがたは神を知らなかった時、本来は神ではないものに仕えていました。

ガラテヤ 4:9  しかし今や、神を知り、いや、むしろ神に知られているあなたがたが、どうしてまた、あの弱く貧しい「もろもろの原理」に立ち返り、再びその奴隷になろうとするのですか。

ガラテヤ 4:10  あなたがたは、日、月、季節、年を守っています。

ガラテヤ 4:11  あなたがたのために費やしたわたしの労苦が、無駄になるのではないかと心配です。

ガラテヤ 4:12  兄弟たちよ、お願いします。わたしと同じようになってください。わたしもあなたがたのようになったのですから。あなたがたは、わたしに対して少しも不当なことをしませんでした。

ガラテヤ 4:13  ご存じのように、わたしが最初にあなたがたに福音を宣べ伝えたのは、肉体の病気のゆえでした。

ガラテヤ 4:14  わたしの肉体にあった試練を、あなたがたは軽蔑も拒絶もしませんでした。それどころか、神の使いのように、いや、キリスト・イエスのように、わたしを受け入れてくれました。

ガラテヤ 4:15  あの時の喜びはどこへ行ったのですか。あなたがたのために証ししますが、もしできることなら、あなたがたは自分の目をえぐり出して、わたしに与えてくれたことでしょう。

ガラテヤ 4:16  それなのに、あなたがたに真実を語ったために、私はあなたがたの敵になったのでしょうか。

ガラテヤ 4:17  彼らはあなたがたに対して熱心だが、それは良い意味での熱心ではありません。彼らが望んでいるのは、あなたがたを自分たちの方へ引きつけようとして、私から引き離すことなのです。

ガラテヤ 4:18  良いことのために熱心であるのは良いことです。私があなたがたのところにいる時だけでなく、いつでもそうあるべきです。

ガラテヤ 4:19  愛する子供たちよ。あなたがたの内にキリストが形作られるまで、私は再び産みの苦しみを味わっています。

ガラテヤ 4:20  今、あなたがたのところにいて、語り口を変えてみたいものです。あなたがたのことで途方に暮れているからです。

ガラテヤ 4:21  律法の下にいたいと願っている人たちよ、私に答えなさい。あなたがたは律法の言っていることを聞いていないのですか。

ガラテヤ 4:22  こう書いてあります。「アブラハムには二人の息子がいた。一人は奴隷の女から、もう一人は自由の身の女から生まれた。

ガラテヤ 4:23  奴隷の女から生まれた子は肉によって生まれたが、自由の身の女から生まれた子は約束によって生まれた。」

ガラテヤ 4:24  これらはたとえ話です。この二人の女は二つの契約を表しています。一つはシナイ山から出たもので、奴隷となる子を産む契約であり、それはハガルです。

ガラテヤ 4:25  ハガルはアラビアにあるシナイ山を指し、今のエルサレムに相当します。エルサレムは、その子供たちと共に奴隷の状態にあるからです。

ガラテヤ 4:26  しかし、上にあるエルサレムは自由であり、私たちの母です。

ガラテヤ 4:27  こう書いてあるからです。「喜べ、子を産まない不妊の女よ。産みの苦しみを知らない女よ、声をあげて叫べ。夫のある女よりも、見捨てられた女の方が多くの子を持つからだ。」

ガラテヤ 4:28  兄弟たちよ、あなたがたはイサクと同じように、約束の子なのです。

ガラテヤ 4:29  しかし、あの時、肉によって生まれた者が、霊によって生まれた者を迫害したように、今も同じことが起きています。

ガラテヤ 4:30  だが、聖書は何と言っていますか「奴隷の女とその子を追い出せ。奴隷の女の息子は、自由の身の女の息子と共に相続人となることはないからだ。」

ガラテヤ 4:31 ですから、兄弟たちよ。私たちは、奴隷の女の子供ではなく、自由の女の子供なのです。

ガラテヤ人への手紙 5章

5章

ガラテヤ 5:1  キリストは、私たちが自由を得るために解放してくださいました。ですから、しっかりと立って、再び奴隷のくびきにつながれないようにしなさい。

ガラテヤ 5:2  見なさい。わたしパウロがあなたがたに言います。もしあなたがたが割礼を受けるなら、キリストはあなたがたに何の益ももたらしません。

ガラテヤ 5:3  割礼を受けるすべての人に、もう一度はっきり言います。そのような人は、律法の全体を行う義務を負うのです。

ガラテヤ 5:4  律法によって義とされようとするあなたがたは、キリストから切り離され、恵みから落ちてしまいました。

ガラテヤ 5:5  私たちは、信仰によって、義という望みが実現するのを御霊によって待ち望んでいるのです。

ガラテヤ 5:6  キリスト・イエスにあっては、割礼を受けているか受けていないかは何の力も持ちません。力があるのは、愛によって働く信仰だけです。

ガラテヤ 5:7  あなたがたは順調に走っていました。それなのに、いったいだれが邪魔をして、真理に従わないようにさせたのですか。

ガラテヤ 5:8  そのような説得は、あなたがたを召された方から出たものではありません。

ガラテヤ 5:9  「ほんの少しのパン種が、生地全体をふくらませる」のです。

ガラテヤ 5:10  あなたがたが他の考えを抱くことはないと、主にあって確信しています。しかし、あなたがたをかき乱す者は、それがだれであっても、さばきを受けるでしょう。

ガラテヤ 5:11  兄弟たちよ。もし私が今でも割礼を説いているのなら、なぜ今なお迫害を受けているのでしょうか。もしそうなら、十字架のつまずきはなくなっているはずです。

ガラテヤ 5:12  あなたがたをかき乱す者たちは、いっそのこと、自分たちを切り捨ててしまえばよいのです。

ガラテヤ 5:13  兄弟たちよ。あなたがたは自由を与えられるために召されたのです。ただ、その自由を肉の機会とせず、愛をもって互いに仕え合いなさい。

ガラテヤ 5:14  律法の全体は、「自分を愛するように、あなたの隣人を愛せよ」という一つの言葉で全うされるからです。

ガラテヤ 5:15  しかし、もし互いに噛み合い、食い合っているなら、互いに滅ぼし合わないように気をつけなさい。

ガラテヤ 5:16  そこで私は言います。御霊によって歩みなさい。そうすれば、決して肉の欲望を満たすことはありません。

ガラテヤ 5:17 肉の欲することは御霊に逆らい、御霊の欲することは肉に逆らうからです。これらは互いに敵対し合っており、そのため、あなたがたは自分のしたいと思うことをすることができないのです。

ガラテヤ 5:18 しかし、もし御霊に導かれているなら、あなたがたは律法の下にはいません。

ガラテヤ 5:19 肉の行いは明らかです。すなわち、不品行、汚れ、好色、

ガラテヤ 5:20 偶像礼拝、魔術、敵意、争い、ねたみ、憤り、党派心、分裂、分派、

ガラテヤ 5:21 嫉妬、泥酔、遊興、その他これらのようなものです。以前にも言ったように、今もはっきり言っておきますが、このようなことを行う者は神の国を相続することはありません。

ガラテヤ 5:22 しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、

ガラテヤ 5:23 柔和、自制です。これらを禁ずる律法はありません。

ガラテヤ 5:24 キリスト・イエスにつく者は、肉をその情欲や欲望と共に十字架につけたのです。

ガラテヤ 5:25 もし私たちが御霊によって生きているなら、御霊に従って歩もうではありませんか。

ガラテヤ 5:26 互いに挑発し合ったり、ねたみ合ったりして、空しい栄光を求めないようにしましょう。