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2026年3月31日火曜日

使徒行伝第10-12章 公認本分

10章 

1 さて、カイザリヤにコルネリオという人がいました。イタリア隊と呼ばれる部隊の百人隊長で、 2 彼は信仰深い人で、家族全員と共に神を畏れ、多くの施しを民に施し、絶えず神に祈っていました。3昼の三時ごろ、彼は幻の中ではっきりと、神の使いが彼のところに来て、「コルネリオよ」と言うのを見ました。4 コルネリオは彼を見て恐れ、「主よ、何事ですか」と言いました。すると、御使いは言いました、「あなたの祈りと施しは、神の前に届いて覚えられています。5 それで、ヨッパに人をやって、ペテロという名のシモンを招きなさい。 6 彼は皮なめし屋シモンという人のところに泊まっています。その家は海辺にあります。彼が、あなたのなすべきことを告げてくれるでしょう。」7 コルネリウスに語った御使いが去った後、コルネリウスは、自分の家の召使二人と、いつも自分に仕えている敬虔な兵士一人を呼び、 8 これらのことをすべて彼らに告げて、ヨッパへ送り出しました。9その翌日、彼らが旅を続けて町に近づいたとき、ペテロは午後六時ごろ、祈るために屋上に上がると、 10彼は非常に空腹になり、食事をしようとしましたが、人々が準備しているうちに、夢心地になってしまいました。 11すると、天が開けて、四隅を編んだ大きな布のような器が[1]彼のところに降りてくるのが見えました。それは地に降りてきました。

12その中には、地の四つ足の獣、野の獣、這うもの、空の鳥など、あらゆるものがいました。

13すると、声が聞こえました。「ペテロよ、起きて、ほふって食べなさい。」

14しかし、ペテロは言いました。「主よ、それはいけません。私は清くないもの、汚れたものを、一度も食べたことがありません。」

15すると、声はもう一度彼に言いました。「神がきよめたものを、清くないと言ってはならない。」

16 このようなことが三度繰り返され、そしてその器は再び天に上げられました。

17 ペテロは、自分が見たこの幻はいったい何を意味するのだろうと、心の中で疑っていたが、そのとき、コルネリオから遣わされた人たちがシモンの家を尋ね、門の前に立って

18 呼びかけ、ペテロという名を持つシモンが、そこに泊まっているかどうか尋ねました。

19ペテロがその幻について思いを巡らしていると、御霊が彼に言いました、

「見よ、三人の人があなたを捜している。

20だから、立って降りて行き、何も疑わずに彼らと一緒に行きなさい。私が彼らをつかわしたのだ。」

ちょうどその時、コルネリオから送られた人たちが、シモンの家を尋ね当てて、その門口に立っていました。

21そこで、ペテロはコルネリオからつかわされた人々のところへ降りて行き、「あなたがたが捜しているのは私です。何のために来たのですか。」と言いました。

22すると彼らは言いました、「百人隊長コルネリオは正しい人で、神を畏れ敬い、ユダヤ全土に評判の良い人ですが、聖なる御使いによって、あなたを家に招いてあなたの話を聞くようにと、神からお告げを受けました。

23 そこでペテロは彼らを呼び入れて泊め、翌日ペテロは彼らと一緒に出発しました。ヨッパの兄弟たちも何人か同行しました。

24 翌日、彼らはカイザリヤに入りました。コルネリオは彼らを待ち構え、親族や親しい友人たちを呼び集めていました。

25 ペテロが入って来ると、コルネリオは彼を迎え、その足もとにひれ伏して拝みました。

26 ペテロは彼を引き留めて言いました。「立ちなさい。私も同じ人間です。」

27 ペテロは彼と語り合いながら、中に入ってみると、大勢の人が集まっていました。

28 ペテロは彼らに言いました。「あなたがたも知っているとおり、ユダヤ人が異邦人のところに付き添ったり、近づいたりするのは、律法に反する行為です。しかし、神はわたしに、どんな人をも清くない者とか、汚れた者とか言ってはならないと示されました。

29 それで、わたしは召しを受けたとき、少しもためらわずにあなたがたのところに来たのです。それで、わたしを招いてくださったのはどういう意図ですか。

30コルネリウスは言いました、「四日前、わたしはこの時まで断食をしていたのですが[2]、午後三時に家で祈っていたところ、見よ、輝かしい衣を着た人がわたしの前に立って、

31 こう言ました、『[コルネリウスよ、あなたの祈りは聞かれ、あなたの施しは神のみまえに覚えられています。

32 それで、ヨッパに人をやって、ペテロという名のシモンをここに呼びなさい。彼は海辺の皮なめしシモンという人の家に泊まっています。彼が来たら、あなたに話すでしょう。[3] 』といいました。

33 ようこそおいで下さいました。今わたしたちは、主があなたにお告げになったことを残らず伺おうとして、みな神のみ前にまかり出ているのです」

34そこでペテロは口を開いて言いました、「本当に私は、神は人をかたよりみない方で、

35どの国民でも、神を恐れ、正義を行う者は、受け入れられる方だと分かりました。

36 あなたがたは、神がすべての者の主なるイエス・キリストによって平和の福音を宣べ伝えて、イスラエルの子らにお送り下さった御言をご存じでしょう。*口語から

37 あなたがたも知っているように、その御言葉は、ヨハネが宣べ伝えたバプテスマの後、ガリラヤから始まって、ユダヤ全土に広まりました。

38 神はナザレ人イエスに聖霊と御力を注がれました。イエスは巡り歩いてよいわざをし、悪魔に苦しめられている人々をみな癒されました。神がイエスとともにおられたからです。

39 私たちは、イエスがユダヤの地でもエルサレムでもなさったすべてのことの証人です。人々はイエスを殺し、木にかけましたが、

40 神は三日目にイエスをよみがえらせ、そのことを公に示されました。

41 すべての人にではなく、神によってあらかじめ選ばれた証人たち、すなわち、イエスが死人の中からよみがえられた後、イエスとともに食事をし、飲んだ私たちにです。

42それからイエスは、生者と死者の審判者として神に任命された方こそイエスであると、民に宣べ伝え、証言するようにと、わたしたちに命じられました。

43預言者は皆、イエスの名によってイエスを信じる者はだれでも罪の赦しを受けると証言しています。」

44ペテロがこれらの言葉をまだ話しているうちに、御言葉を聞いているすべての人々に聖霊が降りました。

45ペテロと一緒に来た、割礼を受けた信者たちは皆、異邦人にも聖霊の賜物が注がれたことに驚きました。

46 彼らが異言を話し、神をほめたたえるのを聞いたからです。 ペテロは答えて言いました。

47 「わたしたちと同じように聖霊を受けたこの人たちに、水でバプテスマを禁じて受けさせない人がいるでしょうか。」

48 そして、彼らは彼らに主の名によってバプテスマを受けるように命じられました。そこで彼らは、数日間とどまるようにとペテロに頼んだのです。

 

11章 

1さて、ユダヤにいる使徒や兄弟たちは、異邦人も神の言葉を受け入れたと聞きました。

2そこで、ペテロがエルサレムに上って来たとき、割礼を受けた者たちがペテロと争って言いました。

3「あなたは割礼を受けていない人々のところに行って、彼らと食事を共にしたそうだが」。

4そこで、ペテロは初めからそのことについて、彼らに順序よく説明して言いました。

5「私がヨッパの町で祈っていたとき、恍惚とした状態で幻を見ました。大きな布のような器が四隅でつり下げられて天から降りてきて、私のところまで来ました。

6私はその器に目を凝らして見ていると、地の四つ足の獣、野獣、這うもの、空の鳥などが見えました。

7 すると、わたしに声が聞こえた。『ペテロよ、起きて、屠って食べなさい。』

8 しかしわたしは言いました。「主よ、それはいけません。わたしは、汚れたもの、不浄なものを、一度も口に入れたことがありません。」

9 しかし、天からまた声がしてわたしに答えましたた。「神がきよめたものを、汚れたものなどと言ってはならない。」

10 このようなことが三度繰り返され、みな天に引き上げられました。

11 すると、すぐに、カイザリヤからつかわされた三人の人が、わたしのいる家にやって来ました。

12 そして、御霊がわたしに、疑うことなく彼らと一緒に行けと命じられました。そこで、この六人の兄弟もわたしに同行し、わたしたちはその人の家に入りました。

13 そして彼は、「自分の家に天使が立っていて、『ヨッパに人をやって、ペテロという名のシモンを招きなさい。

14 そうすれば、あなたとあなたの家族全員の救いの言葉を告げてくれるでしょう。』」と言いました。

15そして私が語り始めると、聖霊が、初めに私たちに下ったように、彼らにも下りました。

16そこで私は、主の言葉を思い出しました。『ヨハネは水でバプテスマを授けたが、あなたがたは聖霊によってバプテスマを受けるであろう。』

17このように、主イエス・キリストを信じた私たちに下さったのと同じ賜物を、神は彼らにも下さったのですから、私はいったい何者なので、神に逆らうことができましょうか。

18人々はこれを聞いて黙り、神を賛美して言いました。「それでは、神は異邦人にも、命に至る悔改めをお与えになったのだ。」

19 さて、ステパノのことで起こった迫害によって散らされた人々は、フェニキア、キプロス、アンティオキアまで旅して、ユダヤ人以外には、だれにも御言葉を宣べ伝えませんでした。

20 彼らの中にはキプロス人とクレネ人もありましたが、アンティオキアに着いてから、ギリシア人たちに語り、主イエスのことを宣べ伝えました。

21 主の御手が彼らとともにあったので、大勢の人が信じて主に立ち返りました。

22 このことの知らせがエルサレムの教会の耳にも入ったので、彼らはバルナバをアンティオキアまで遣わしました。

23バルナバはそこに着いて神の恵みを見て喜び、揺るがない信仰をもって主につくように、みんなの者を励ましました。

24 彼は立派な人で、聖霊と信仰とに満ちていました。そして、多くの人々が主に加わりました。

25 それからバルナバはサウロを捜しにタルソへ出発し、

26 彼を見つけると、アンティオキアに連れて行きました。そして、丸一年の間、彼らは教会に集まって、大勢の人を教えました。そして、弟子たちはアンティオキアで初めてクリスチャンと呼ばれました。

27そのころ、預言者たちがエルサレムからアンティオキアにやって来て、

28彼らのうちのひとり、アガボという人が立って、全世界に大飢饉が起こるであろうと、御霊によって告げました。それは、クラウデウス帝の時代に起こりました。

29そこで、弟子たちは、おのおの自分の力に応じて、ユダヤに住む兄弟たちに救援物資を送ることに決めました。

30彼らはそのとおりにし、バルナバとサウロの手によって長老たちに送りました。

 

 

12章 済

1 さて、ユダヤにいる使徒たちや兄弟たちは、異邦人たちも神の言葉を受け入れたと聞きました。 2 ペテロがエルサレムに上ったとき、割礼を受けた者たちがペテロと争って言いました。 3 「あなたは、割礼を受けていない人たちのところに行って、一緒に食事をした」。 4 ペテロは初めからそのことを語り、彼らに順序正しく説明しました。 5 「わたしはヨッパの町で祈っていたとき、恍惚としました状態で幻を見た。大きな布のような器が、四隅をつり下げて天から降りてきて、わたしのところにまで来ました。 6 その器に目を凝らして見ていると、地の四つ足の獣、野の獣、這うもの、空の鳥などが見えました。 7 すると、わたしにこう言う声が聞こえました。「ペテロよ、立ちなさい。屠って食べなさい。」 8しかし私は言いました、「主よ、それはいけません。私の口には、汚れたもの、不浄なものが、一度も入ったことがありません。」 9しかし、天から声がまた聞こえて、「神がきよめたものを、汚れたものなどと言ってはならない。」と答えました。 10このようなことが三度繰り返され、皆が天に引き上げられました。 11すると、すぐに、カイザリヤから遣わされた三人の人が、私のいる家に来ました。 12すると、御霊が私に、疑うことなく彼らと一緒に行けと命じました。この六人の兄弟も私について来て、私たちはその人の家に入りました。 13すると、その人は、自分の家の中に天使が立っているのを見たときのことを私たちに話しました。天使は彼にこう言いました、「ヨッパに人をやって、ペテロという名のシモンを招きなさい。 14その天使が、あなたとあなたの家族全員の救いの言葉を告げてくれるでしょう。」 15私が話し始めると、初めに私たちにも起こったように、彼らにも聖霊が降りました。 16 そこで私は、主の言葉を思い出しました。主はこう言われた。「ヨハネは水でバプテスマを授けたが、あなたがたは聖霊によってバプテスマを受けるであろう。」 17 主イエス・キリストを信じた私たちに神が賜ったのと同じ賜物を、神は彼らにも賜ったのですから、私はいったい何者で、神に逆らうことができましょうか。 18 彼らはこれを聞いて黙し、神をほめたたえて言いました。「それでは、神は異邦人に19 さて、ステパノのことで起こった迫害によって散らされた人々は、フェニキア、キプロス、アンティオキアまで旅して、ユダヤ人以外には、だれにも御言葉を宣べ伝えませんでした。 20 彼らの中にはキプロス人とクレネ人もありましたが、アンティオキアに着いてから、ギリシア人たちに語り、主イエスのことを宣べ伝えた。 21 主の御手が彼らとともにあったので、大勢の人が信じて主に立ち返りました。 22 このことの知らせがエルサレムの教会の耳にも入ったので、彼らはバルナバをアンティオキアまで遣わしました。 23 バルナバは着いて神の恵みを見て喜び、心を定めて主につくように、みんなの者を励まして言いました。 24 彼は立派な人で、聖霊と信仰とに満ちていました。そして、多くの人々が主に加わった。 25 それからバルナバはサウロを捜しにタルソへ出発しました。 26 そして彼を見つけると、アンティオキアに連れて行きました。そして、丸一年の間、彼らは教会に集まって、大勢の人を教えました。そして、弟子たちはアンティオキアで初めてクリスチャンと呼ばれました。

27そのころ、預言者たちがエルサレムからアンティオキアにやって来ました。 28彼らのうちのひとり、アガボという人が立って、全世界に大飢饉が起こるであろうと、御霊によって告げました。それは、クラウデウス帝の時代に起こりました。 29そこで、弟子たちは、おのおの自分の能力に応じて、ユダヤに住む兄弟たちに救援物資を送ることに決めた。 30彼らはそのとおりにし、バルナバとサウロの手によって長老たちに送った。

 

 

 

 

12章 

1そのころ、ヘロデ王は教会のある者たちを苦しめるために手を伸ばし、

2ヨハネの兄弟ヤコブを剣で殺しました。

3そして、それがユダヤ人たちの喜ぶのを見て、さらにペテロをも捕らえました。 そのとき、種を入れないパンの季節であったので、

4彼を捕らえて牢に入れ、四人組の兵士に引き渡して監視させ、復活祭(種なしパンの祭り:口語)のあとで民衆の前に引き出すつもりでした。

5ペテロは牢に入れられたが、教会は彼のために神に祈りを捧げ続けました。

6ヘロデが彼を連れ出そうとしたその夜、ペテロは二人の兵士の間に二本の鎖で縛られて眠っていました。門番たちは牢の番をしていました。

7すると、突然主の使いが彼のところにやって来て、牢獄に光が差し込み、ペテロのわき腹をたたいて起こし、『急いで起きなさい』と言いました。すると、鎖が彼の手から落ちました。

8そして、使いは彼に言いました、「腰に帯を締め、履物を締めなさい」。彼はそのとおりにしました。すると、彼は言いました、「上着をまとって、私について来なさい」。

9そこで彼は出て行って、彼に従いました。そして、使いがしたことが真実であるとは知らず、幻を見たのだと思いました。

10 彼らは第一の門と第二の門を通り過ぎて、町に通じる鉄の門の所に来ました。門はひとりでに開きました。そこで彼らは出て、一つの通りを進んで行きました。すると、御使いはすぐに彼から去って行きました。

11 ペテロは我に返って言いました、「今、私は確かに知った。主が御使いを遣わして、ヘロデの手から、またユダヤ人たちの望みから、私を救い出してくださったのだ」。

12 彼はそのことをよく考えた後、マルコという名のヨハネの母マリアの家に行きました。そこには大勢の人が集まって祈っていました。

13 ペテロが門の戸をたたくと、ロダという娘が来て耳を傾けました。

14 彼女はペテロの声を知って、うれしくて門を開けないで、駆け込んで来て、ペテロが門の前に立っていることを告げました。

15 彼らは彼女に言いました、「あなたは気が狂っている」。しかし、彼女は、確かにそうだと言い続けました。そこで彼らは、「それは、あの方の御使いだ」と言いました。

16しかし、ペテロは戸をたたき続けたので、彼らが戸を開けてペテロを見ると、驚きました。

17しかし、ペテロは、黙っているようにと手で合図しながら、主がいかにして自分を牢から連れ出してくださったかを彼らに話しました。そして、「行って、ヤコブと兄弟たちに、これらのことを伝えなさい」と言いました。そして、ペテロは立ち去って、ほかの所へ行きました。

18夜が明けると、兵士たちの間でペテロはどうなったのかと騒ぎが起こりました。

19ヘロデはペテロを捜しましたが見つからなかったので、番兵たちを取り調べ、彼らを死刑にするよう命じました。そしてユダヤからカイザリヤに下って行って、そこに住みました。

20さて、ヘロデはティルスとシドンの人々に非常に不満を抱いていましたが、彼らは一致団結して彼のもとにやって来て、王の侍従ブラストスを介して和平を求めました。彼らの国は王の国によって食料を得ていたからです。

21定められた日に、ヘロデは王の衣装をまとい、王座に座り、彼らに演説しました。

22民は叫び声をあげて言いました。『それは神の声だ。人の声ではない。』 23 すると、主の使いはすぐに彼を撃ちました。彼は虫に食われて、息絶えてしまいました。彼が神に栄光を帰さなかったからです。

24 しかし、神の言葉は成長し、広まっていきました。

25 バルナバとサウロは、務めを終えてエルサレムから戻り、マルコという名のヨハネを連れて行きました。



[1] 彼のところに

[2] 断食をしていたのですが

[3] 彼が来たら、あなたに話すでしょう :: 

そのころ、弟子の数が増えてきたので、ギリシャ人がヘブル人に対して不平を言い始めました。自分たちのやもめたちが日々の奉仕においてなおざりにされているからです。 2そこで、十二使徒は弟子たちの群れを呼び寄せて言いました。「わたしたちが神の言葉を捨てて、食事の世話をするのは、[1]道理にかなっていません 3ですから兄弟たちよ、あなたがたの中から評判の良い、聖霊と知恵に満ちた七人の人を選びなさい。わたしたちはその人たちをこの務めに任命しようと思います。 4わたしたちは、[2]絶えず祈りと御言葉の奉仕に専念することにします。」5この提案は群衆全員に喜ばれ、信仰と聖霊に満ちたステパノ、フィリポ、プロコロ、ニカノル、ティモン、パルメナ、アンティオキアの改宗者ニコラオスが選ばれ、6使徒たちの前に立たせ、祈ってから、彼らの上に手を置きました。7そして神の言葉は広まり、エルサレムの弟子の数も非常に増え、祭司たちの[3]大集団も信仰に忠実でありました。8さて、ステファノは信仰と力に満ち、民衆の中で大きな不思議と奇跡を行いました。9そこで、リベルテン人の会堂と呼ばれる会堂の人たち、キレネ人、アレクサンドリア人、キリキア人、アジア人などが立ち上がり、ステファノと論争しました。10彼らは、彼が語る知恵と霊に抵抗することができませんでした。11そこで、彼らは人々をそそのかして、「私たちは彼がモーセと神に対して冒涜的な言葉を語るのを聞いた」と言いました。 言わせました。 12そして彼らは民衆と長老たちと律法学者たちを扇動し、彼を襲って捕え、議会に引きずり出し、13偽証人を立ててこう言わせました。「この男は、この聖なる場所と律法とに対して、冒涜的な言葉を言い続けています。14私たちは、このナザレのイエスがこの場所を破壊し、モーセが私たちに伝えた慣例を変えるだろうと彼が言うのを聞いたのです。」

15議会に座っている者は皆、ステパノをじっと見つめると、その顔が天使の顔のようであありました。

 

 

 

7章 ::

 

1そこで大祭司は言いました、「これは本当なのか」2すると、彼は言いました、「兄弟たち、父たちよ、よく聞いて下さい。栄光の神は、私たちの父祖アブラハムがメソポタミアにいたとき、まだカランに住んでいなかったときに現れました。3そして彼に言われました、「あなたの国と親族のもとを離れ、私が示す地に行きなさい」。4そこで彼はカルデア人の地から出てカランに住みました。そして彼の父が死ぬと、彼はそこからあなたたちが今住んでいるこの地に移されました。5しかし彼はそこに何の相続地も与えられず、足を踏み入れるほどの土地さえも与えられませんでした。しかし彼はまだ子供がいなかったのに、その地を彼と彼の子孫に所有地として与えると約束されました。6 神はまたこう言われました、『彼の子孫は異国の地に寄留し、奴隷となり、四百年の間、支配者が彼らに悪行を働くであろう。7 彼らが奴隷となる国民を、わたしは裁く、その後、彼らは出て来て、この場所でわたしに仕えるであろう。』と神は言われました。

8 そして神は彼に割礼の契約を与えました。こうしてアブラハムはイサクをもうけ、八日目に割礼を施しました。そして、イサクはヤコブをもうけ、ヤコブは十二人の族長をもうけました。9 しかし、族長たちはねたみに駆られてヨセフをエジプトに売り渡しましたが、神は彼と共におられ、 10 ヨセフをすべての苦難から救い出して、エジプトの王ファラオの目に恵みと知恵を与えさせました。そこで、ファラオはヨセフをエジプトとその全家の支配者に任命したのです。 11 さて、エジプトとカナン全土に飢饉と大いなる苦難が起こり、私たちの先祖たちは食糧を得ることができなくなりました。 12 しかしヤコブはエジプトに穀物があることを聞いて、まず私たちの先祖たちを遣わしましが、 13 二度目に行った時にヨセフのことは兄弟たちに自分の身の上を打ち明けたので、ヨセフの血縁関係もファラオに知らされました。 14 そこでヨセフを遣わし、父ヤコブと、その血縁関係にある七十五人全員を呼び寄せました。 15 それでヤコブはエジプトに下り、私たちの先祖たちと共に死に、 16 シケムに運ばれ、アブラハムがシケムの父、ハモルの子らから金を出して買った墓に葬られました。17しかし、神がアブラハムに誓われた約束の時が近づくと、エジプトで民は増えていきました。 18しかし、ヨセフを知らない別の王が立つと、19その王は私たちの親族を狡猾に扱い、私たちの先祖を虐待し、彼らが私たちの男の幼子を生き延びさせないように捨てさせました。 20そのころ、モーセが生まれました。彼は非常に美しく、父の家で三か月の間養われたが、 21捨てられた後、ファラオの娘が彼を拾い上げ、自分の息子として養いました。 22モーセはエジプト人のあらゆる知恵に精通し、言葉にも行いにも力がありました。 23さて、四十歳になったとき、彼は同胞であるイスラエルの人々を助けようという思い立ちました 24 モーセは彼らのうちの一人が不当な扱いを受けているのを見て、これを護り、虐げられている者の仇を打って、エジプト人を撃ち殺しました。25 モーセは、神が自分の手によって彼らを救われることを、兄弟たちが理解するだろうと思ったのですが、彼らは理解しませんでした。 26 翌日、モーセは彼らが争っているところに姿を現し、和解させようとして言いました。『あなたたちは兄弟ではないか。なぜ互いに傷つけあうるのかのか。』 27 ところが、隣人を不当に扱った者は、彼を突き飛ばして言いました。『だれがあなたを私たちの支配者や裁判官として立てたのか。 28 昨日エジプト人を殺したように、私を殺そうとするのか。』 29 モーセはこの言葉を聞いて逃げ、マデヤンの地に寄留し、そこで二人の息子をもうけました。 30 四十年が経過した時、シナ山の荒野で、柴の燃える炎の中に主の御使いが現れました。31 モーセはそれを見て驚き、見ようと近づいて行くと、主の声が彼に聞こえました。32 『わたしはあなたの先祖の神、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である。』 モーセは震え上がって見る勇気がありませんでした。 33 主は彼に言われました。『足からくつを脱ぎなさい。あなたが立っている場所は聖なる地である。 34エジプトにいるわたしの民の苦しみをわたしは見た。また、わたしは彼らのうめき声を聞いた。それでわたしは彼らを救うために下って来たのだ。今、わたしはあなたをエジプトに遣わそう。』35 彼らは、だれがあなたを支配者や裁判官にしたのかと言って、このモーセを拒みました。神は、柴の中で彼に現れた御使いの手を通して、このモーセを支配者、解放者としてお遣わしになったのです。 36 彼は、エジプトの国、紅海、荒野で四十年の間、不思議なわざとしるしを行った後、彼らを導き出されました。 37 このモーセこそ、イスラエルの子らにあなたの神、主は、あなたの同胞の中から、わたしのような預言者をあなたのために起こされる。あなたたちはその者に聞き従え。』と言われたモーセです。 38 この人は、シナイ山で彼に語った御使いや私たちの先祖たちとともに、荒野の[4]教会にいた人です。彼は私たちに伝えるために、生ける預言を授かりました。 39 しかし、私たちの先祖は彼に従わず、彼を退け、心の中でエジプトに引き返しました。 40 彼らはアロンに言いました。『私たちの先頭に立つ神々を造ってください。私たちをエジプトの国から導き出したあのモーセは、どうなったのか私たちにはわからないからです。』 41 それから、彼らは子牛を造り、その偶像に犠牲をささげ、自分の手で作ったものを喜んでいました。 42 そこで神は心を翻し、彼らを天の万象を拝むままにされました。預言者の書にこう書いてあるとおりです。『イスラエルの家よ。荒野での四十年の間に、汝らはわたしに屠った獣や犠牲をささげたか。43 汝らは、モロクの幕屋と、汝の神レンファンの星を、崇拝するために造った像と崇拝した。だからわたしは汝らをバビロンの向こうへ連れ去ろう』。44私たちの先祖は荒野に証の幕屋を持っていました。それは神がモーセに命じて、彼が見た形に従って造るようにと命じたものでした。45その後の私たちの先祖は、それをヨシュアと共に異教徒を追い出した後になってもそれを持ち込みました。そして、それが代々に受け継がれて、ダビデの時代に及んだものです。 46ダビデは神の恵みを得て、ヤコブの神のために神のために宮を造営したいと望みました。47しかし実際にはソロモンが神のために神殿を建てました。48しかし、いと高き方は手で造った神殿には住まわれません。預言者が言うとおりです。 49『天は私の王座、地は私の足台である。汝らは私のためにどんな家を建てるのか、私の安息の地はどこなのか、と主は言わる。』

50これらすべてのものはわたしの手が造ったのではないか。』と主は言わる。 51あなたたちは、かたくなで、心も耳も割礼を受けていない。あなたたちはいつも聖霊に逆らっている。あなたたちの先祖がしたように。52あなたたちの先祖が迫害しなかった預言者が誰かいましたか。彼らは、正しい方の来臨を前もって告げていた者を殺しました。あなたたちは今、その方を裏切る者、殺す者となっている。53あなたたちは、天使の計らいによって律法を受けながら、それを守らなかった。」 54彼らはこれを聞いて、怒りにみたされ、ステパノに歯ぎしりしました。 55しかし、彼は聖霊に満たされ、天を見つめていると、神の栄光と、神の右に立っておられるイエスとが見え、

56そして言いました。「見よ、天が開け、人の子が神の右に立っておられるのが見える。」 57そこで、彼らは大声で叫び、耳をふさぎ、いっせいにステパノに襲いかかり、 58彼を町の外に追い出し、石打ちにしました。立ち会った人たちは、サウロという名の若者の足もとに衣を置きました。

59彼らはステパノを石打ちにし、神に呼びかけて、「主イエスよ、私の霊をお受けください」と言いました。 60また、ステパノはひざまずいて大声で、「主よ、この罪を彼らに負わせないでください」と叫びました。こう言ってから、ステパノは眠りにつきました。

 

8

1さて、サウロは彼を殺すことに賛成していましたが、そのころ、エルサレムの教会に対して激しい迫害が起こり、使徒たちを除いて彼らは皆ユダヤとサマリアの地方に散らされました。2敬虔な人たちはステパノを埋葬し、彼のために大いに嘆きました。3ところがサウロは教会を荒らし、家々に踏み込んで男女を捕らえて牢に入れました。4 しかし、散らされていた人々は、至る所で御言葉を宣べ伝えました。 5 そしてピリポはサマリアの町に下って行き、人々にキリストを宣べ伝えました。 6 人々はピリポの語ることにみんなで熱心に耳を傾け、彼が行う奇跡を聞きし、また見ていました。

7 汚れた霊が、取りつかれている多くの人々から大声で叫びながら出て行き、また、中風や足の不自由な多くの人々が癒されました。 8 そして、その町には大きな喜びがありました。ところが、以前からこの町にシモンという人がいました。彼は魔術を行ない、サマリアの人々を惑わして、自分は偉大な者だと言いふらしていました。 10 人々はみな、小さい者から大きい者まで彼に心を留めて、「この人こそ神の偉大な力だ」と言っていました。 11 彼らは、長い間、彼が魔術で彼らを惑わしていたので、彼を敬意を示していました。 12 しかし、彼らは、神の国とイエス・キリストの名について説教するピリポを信じて、男も女もバプテスマを受けました。

13 すると、シモン自身も信じて、バプテスマを受けると、ピリポと一緒にいて、行われた奇跡としるしを見て驚きました。14エルサレムにいる使徒たちは、サマリアが神の言葉を受け入れたと聞いて、ペテロとヨハネをそこへ遣わしました。

15二人は下って行って、彼らが聖霊を受けるようにと祈りました。

16(聖霊はまだ彼らのだれにも下っていませんでした。彼らはただ主イエスの名によってバプテスマを受けただけでした。) 17そして、彼らが彼らの上に手を置いたところ、彼らは聖霊を受けました。 18シモンは使徒たちの手を置くと聖霊が与えられるのを見て、彼らに金を差し出し、 19「わたしが手を置く人がだれでも聖霊を受けられるように、その力をわたしにもください」と言いました。 20しかしペテロは彼に言いました。「お前の金はお前とともに滅びてしまえ。お前が神の賜物を金で買えるなどと思ったからだ。

21お前はこのことには関係も権利もない。お前の心は神の前に正しくない。 22だから、この悪事を悔い改めて神に祈れ。そうすれば、お前の心の思いが赦されるかもしれない。 23お前は苦い胆汁の中におり、不義の鎖につながれているのが、わたしにはわかる。」 24シモンは答えて言いました。「あなたがたが言われたこれらのことが一つもわたしに起こらないように、わたしのために主に祈ってください。」 25 彼らは証しをし、主の言葉を宣べ伝え、サマリア人の多くの村々で福音をた後 エルサレムに帰りました。

26 さて、主の使いがピリポに言いました、「立って、南の方へ行き、エルサレムから荒れ果てたガザに下る道へ行きなさい」。27 そこで彼は立って出かけました。すると、エチオピアの女王カンダケのもとで大きな権力を持つ宦官で、女王の財宝を全部管理していたエチオピヤ人が、エルサレムに礼拝のために来ていました。 28 この人が帰る途中、自分の馬車にすわって、預言者イザヤの書を読んでいました。 29 すると、御霊がピリポに言いました、「近寄って、あの馬車に乗りなさい」。 30 ピリポは走って行って、預言者イザヤの書を読んでいるのを聞いて言いました、「あなたは読んでいることが分かりますか」。

31 彼は言いました、「だれかが手引きしてくれなければ、どうしてわかりましょう」。そして、ピリポに、来て一緒に座るように頼みました。

32 彼が読んだ聖書の箇所はこうでした。「彼は屠殺場へ引かれて行く羊のように、また毛を刈る者の前で黙っている小羊のように、口を開かなかった。33 彼は屈辱を受けて審判の機会も与えられなかった。だれがその子孫のころを語れようか。彼の命が地上から取り去られたのだから。」

34 宦官はピリポに答えて言いました。「お聞きしますが、預言者はだれについてこれを語っているのですか。自分自身についてですか、それともほかの人のことですか。」 35 するとピリポは口を開き、その聖書の箇所から始め、イエスを彼に説教しました。

36 彼らが旅を続けるうちに、ある水のある所に来ました。宦官は言いました。「ごらんなさい。ここに水があります。私がバプテスマを受けるのに、何の妨げがあるでしょう。

 [5]37 ピリポは言いました。「心から信じるなら、受けられます。」 彼は答えて言いました。「私はイエス・キリストが神の子であると信じます。」 38 そこで彼は馬車を止めるように命じたので、ピリポと宦官は二人とも水の中に降りて行き、宦官はピリポにバプテスマを施しました。 39 彼らが水から上がると、主の霊がピリポを連れ去ったので、宦官は彼を見ることができなくなりましが、彼は喜びながら旅を続けました。 40 さて、ピリポはアゾトで姿を現し、[6]すべての町を巡って宣教し、カイザリヤに着きました。



[1] 面白くない(口語)

[2] もっぱら(口語)

[3]  a great company of the priests多数(口語)

[4] 教会KJV church集会(NU

[5] Act 8:36  And as they went on their way, they came unto a certain water: and the eunuch said, See, here is water; what doth hinder me to be baptized?

 

[6]  preached in all the cities

使徒行伝24章

24章 済

1五日後、大祭司アナニアが長老たちとテルトロという弁論家と一緒に下って来ました。

2パウロが呼び出されると、テルトロは総督にパウロのことを告訴して言いはじめました。「フィリップス様、あなた様のおかげで私たちは大いなる平穏を享受しており、あなたの先見の明によってこの国に改革がもたらされました。

3フェリクス閣下、私たちはあらゆる所で、あらゆる面で深く感謝しています。

4しかし、これ以上あなた様をうんざりさせないために、少しだけ私たちの話を聞いていただきたいと思います。

5私たちはこの男が疫病をひき起こす者であり、全世界のユダヤ人の間で騒乱を起こす者、ナザレ派の首謀者であると判明したのです。

6また、彼が神殿を汚そうともしていたので、私たちは彼を捕らえて、[1]私たちの律法に従って裁こうとしました。

7 しかし、千人隊長リシアが私たちのところに来て、彼を荒々しく私たちの手から引き離し、

8 彼を告発する者たちに、あなたのところに来るように命じましたあなたは、ご自分で尋問されれば、私たちが彼を訴えているすべてのことを、詳細に知ることができるでしょう。

9 ユダヤ人たちも、そのとおりだと言って同意しました。

10 総督がパウロに手招きして話すように命じると、パウロは答えました。「あなたが長年この国民の裁判官を務めてこられたことを私は知っていますので、喜んで自分のことを弁明します。

11 あなたにも分かるように、私が礼拝のためにエルサレムに上ってからまだ十二日しか経っていません。

12 彼らは、会堂でも町でも、私が宮で論じ合ったり、民衆を扇動したりしているのを見たことがありません。

13 彼らは今私を訴えている事柄を証明することもできません。

14 ただ、このことは告白します。私は、彼らが異端と呼ぶやり方で、律法と預言者に書いてあることをすべて信じて、先祖の神を礼拝しています。 

15 また、彼ら自身も認めているように、死者の復活、正しい者も正しくない者も復活するという希望を神に対して持っています。

16 わたしは、神に対しても人に対しても、常に良心を責められることのないように努めています。

17 何年も経ってから、私は自分の同胞に施しと供え物を携えて来ました。

18 すると、アジアから来たあるユダヤ人たちが、群衆が騒でもいないのに、わたしが宮で清めを受けているのを見つけました。

19 かれらは、わたしに何か恨みがあるのなら、だれかあなたの前に出て、異議を申し立てるべきでした。

20 あるいは、わたしに何か悪いことをしているのを見つけたなら、わたしが議会に立っていた時に、ここにいるこの人たちが言うべきです。

21 ただ、わたしが彼らの中に立って叫んだこの一言のせいで、わたしは今日、死者の復活について、あなたがたから尋問を受けているのです。」


22フェリクスは、その道についてより詳しく知っていたので、これらのことを聞くのを延期し、「千人隊長リシアが下って来るとき、あなたの事を細かく知ろう。」と言いました。

23そして、百人隊長にパウロを監禁しましたが、自由を与え、彼の知人が世話をしたり、彼のところに来るのを禁じないように命じました。

24数日後、フェリクスはユダヤ人である妻ドルシラを連れて来て、パウロを呼び寄せ、キリストへの信仰について聞きました。

25すると、彼が正義、節制、そして来たるべき裁きについて論じたので、フェリクスは震え上がって言いました。「今はもう行くがよい。都合のよい時が来たら、お前を呼ぼう。」 

26 彼はまた、パウロから金銭をもらって、彼を釈放することを期待していました。そこで、彼はたびたびパウロを呼び寄せては彼と話をしました。 

27 ところが、二年後にポルキオ・フェストスがフェリクスのところにやって来ました。フェリクスはユダヤ人を喜ばせようとして、パウロを拘束したままにしておきました。



[1] [1]私たちの律法に従って裁こうとしました。

7 しかし、千人隊長リシアが私たちのところに来て、彼を荒々しく私たちの手から引き離し、

8 彼を告発する者たちに、あなたのところに来るように命じました

2026年3月30日月曜日

使徒行伝第16-18章 公認本分

16章 

テモテ、パウロとシラスに加わる

 

1それからパウロはデルベとルステラにつきました。するとそこに、テモテという名の弟子がいました。あるユダヤ女性の息子で、父親はギリシア人でありました。2ルステラとイコニオムの兄弟たちの間で評判のよい人物でありました。3パウロは彼と一緒に行かせたいと願いましたが、その地方のユダヤ人たちのために、彼を連れて行って割礼を施しました。彼らは彼の父親がギリシア人であることを皆知っていたからです。4そして、町々を巡りながら、エルサレムにいる使徒たちと長老たちによって取り決められた守るべき定めを人々に伝えました。

5こうして、諸教会は信仰が堅固になり、日ごとに人数が増えていきました。6 さて、アジアで御言葉を宣べ伝えることを聖霊から禁じられたので、彼らはフリギアとガラテヤ地方を通り抜けて行きました。

7 彼らはミシアに着いた後、ビテニアに行こうとしましたが、聖霊はそれを許しませんでした。 8 そこで、ミシアを通ってトロアスに下りました。

9 ここで夜、パウロに幻が現れました。一人のマケドニア人が立っていて、彼にこう願ったのです。「マケドニアに渡って来て、私たちを助けてください。」 10 パウロがその幻を見た後、私たちはすぐにマケドニアに行くことにしました。主が彼らに福音を宣べ伝えるために私たちを召されたのだと確信したからです。11そこで、トロアスから出て、サモトラケに直行し、翌日ネアポリスにつきました。 12そこからピリピにつきました。ピリピはマケドニアのその地方の主要都市であり、植民地でもありました。私たちはその町に数日間滞在しました。 13安息日に私たちは町を出て、祈りが捧げられる川岸に行き、そこに集まってきた婦人たちに腰を下ろして話しました。 14さて、そこで、紫布の商人で、神を敬うテアテラ市のリディアという婦人が聞いていました。主は彼女の心を開かれたので、彼女はパウロの話したことに心を留めました。 15 彼女とその家族がバプテスマを受けたとき、彼女はわたしたちに願って言いました。「あなたがたがわたしを[1]主に忠実な者と認めてくださったなら、わたしの家に来て、そこにお泊まりください。」そして彼女はわたしたちを強いて連れて行きました。

16さて、私たちが祈りに出かけると、占いの霊に取りつかれたある女奴隷がと出会いました。彼女は占いをして主人に多くの利益をもたらしていたのです。 17彼女はパウロと私たちの後をついて来て、叫んで言いました。「この人たちは、いと高き神のしもべで、私たちに救いの道を示してくれるのです。」 18そして、何日もそうしているので、パウロは困り果てて、振り向いてその霊に言いました。「イエス・キリストの名によって命じる。彼女から出て行け。」すると、その霊はすぐに出て行きました。

19彼女の主人たちは、利益を得る望みがなくなったのを見て、パウロとシラスを捕らえ、役人たちのところへ引き渡して言いました。

20「この人たちはユダヤ人で、私たちの町を非常に混乱させています。

21そして、ローマ人である私たちが受け入れることも守ることも許されていない慣習を教えています。」

22 群衆が一斉に彼らに立ち向かって立ち上がったので、役人たちは彼らの衣服を引き裂いて、鞭打つように命じました。

23 そして、何度も鞭打った後、彼らを牢に入れ、看守に彼らを厳重に監禁するよう命ました。

24 看守は、この命令を受けて、彼らを奥の牢に押し込み、足かせをはめたままにしました。

25 夜中、パウロとシラスは祈りを捧げ、賛美の歌を歌っていましたが、囚人たちはそれを聞いていました。

26すると、 突然、大きな地震が起こり、牢獄の土台が揺れ、すべての扉がすぐに開き、全員の鎖が解かれました。 27 看守は眠りから覚め、牢獄の扉が開いているのを見て、剣を抜き、囚人たちが逃げたと思い、自殺しようとしました。28 しかし、パウロは大声で叫んで言いました。「自害してはならない。私たちはみんなここにいる。」 29 そこで看守は明かりを取り、飛び込んできて、震えながら入って来て、パウロとシラスの前にひれ伏し、 30 二人を連れ出して言いました。「先生方、救われるためには、何をすればよいのでしょうか。」31そこで彼らは言いました、「主イエス・キリストを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」

32そして彼らは彼と彼の家族全員に主の言葉を語りました。 33それから彼は真夜中に彼らを連れて行き、彼らの傷を洗い、彼自身も家族全員も、[2]ただちにバプテスマを受けました。 34そして彼らを家に連れて行き、彼らのために食事を出し、家族全員と共に神を信じていることを喜びました。

35夜が明けると、長官たちは下役たちを遣わして、「彼らを釈放せよ」と言いました。36看守はパウロにこう告げました、「長官たちがあなたたちを釈放するようにとをよこしました。ですから、さあ、出て来てやすらかに行ってください」。37パウロは彼らに言いました、「彼らはローマ人であるわれわれを、公然と、罪も問わずに打ちたたき、牢に入れました。それが今、ひそかに追い出すのですか。いや、そんなことはいけない。彼ら自身が来てふす、われわれを連れ出すべきです」。38獄吏たちはこれらの言葉を長官たちに告げました。長官たちは、彼らがローマ人だと聞いて恐れました。39そして彼らは自分が来て、町から出て行くように彼らに懇願しました。40そこで彼らは獄を出て、リディアの家に入り、兄弟たちと会って、慰めてから出て行きました。

 

17章 

1それから、彼らはアンフィポリスとアポロニアを通り過ぎて、ユダヤ人の会堂があるテサロニケにつきました。

2パウロはいつものように彼らのところに行って、安息日の三日間、聖書に基づいて彼らと論じ、

3キリストは必ず苦しみを受け、死人の中からよみがえらされたこと、そして「私があなた方に宣べ伝えているこのイエスこそキリストであること」ということを説き明かしました。4彼らのうちのある者は信じて、パウロとシラスと交わり、また敬虔なギリシア人には大勢の群衆がおり、また、[3]高貴な婦人たちも少なからずいました。 5しかし、信じなかったユダヤ人たちはねたみに駆られ、下劣な淫らな連中を仲間に引き入れ、一団を組織し、町中を騒がせ、ヤソンの家を襲撃して、彼らを民衆の前に引き出そうとしました。 6しかし、彼らは二人を見つけられなかったので、ヤソンと兄弟たち数人を町の役人たちのところへ引きずり出して叫びました。「世界をひっくり返したあの人たちが、ここにもやって来ました。 7ヤソンはその人たちを受け入れました。この人たちはみな、皇帝の布告にそむいて、イエスという別の王がいると言っています。」 8人々はこのことを聞くと、町の役人たちと民衆を不安にさせました。 9そして、ヤソンともう一人の男から保証金を取って、二人を釈放しました。10そこで、兄弟たちはすぐにパウロとシラスを夜中にベレアに送り出しました。二人はそこに着くと、ユダヤ人の会堂に入りました。

11彼らはテサロニケの人々よりも高潔な人たちで、心から御言葉を受け入れ、そのとおりかどうか毎日聖書を調べていました。

12そこで、彼らのうち多くの者が信じました。また、ギリシア人の高貴な婦人たちや、男たちも少なからず信じました。

13しかし、テサロニケのユダヤ人たちは、パウ​​ロがベレアで神の御言葉を宣べ伝えたと知って、そこへもやって来て、人々を扇動しました。

14そこで、兄弟たちはすぐにパウロを海辺に行くように送り出しましたが、シラスとテモテはそこにとどまりました。

15パウロを案内した人々は彼をアテネに連れて行き、シラスとテモテに、[4]できるだけ早く来るようにとの指示をだして出発しました。16 さて、パウロはアテネで彼らを待っている間、町がすっかり偶像崇拝に陥っているのを見て、心を動かされました。 17 そこで彼は、会堂でユダヤ人や敬虔な人々と論じ、市場では毎日、自分と会う人々と論じ合いました。 18 そのとき、エピクロス派やストア派の哲学者たちがパウロに出会いました。すると、ある者は言いました。「このおしゃべりな人は何を言うのだろう。ほかの者は言いました。『異国の神々を説いているようだ。』彼が、イエスと復活について彼らに説教しているからです。19 そこで彼らはパウロをアレオパゴスに連れて行き、こう言いました。『あなたの話している新しい教えが何であるか、私たちに教えてください。20 あなたは、私たちの耳に奇妙なことを聞​​かせておられる。だから、私たちは、それが何を意味するのか知りたいのです。 21(アテネ人も、そこにいた外国人も、ただ何か新しいことを話したり聞いたりすることに時間を費やしていました。)

22そこでパウロはマルスの丘の真ん中に立ってこう言いました。「アテネの皆さん、私は皆さんがすべての点であまりにも迷信深い[5]と感じています。23私が通りがかり、皆さんの礼拝を見ていると、知られざる神にと刻まれた祭壇を見つけました。ですから、皆さんが知らないうちに礼拝している神を、私はあなた方に告げましょう。24世界とその中のすべてのものを造られた神は、天地の主であるので、手で造った神殿には住まわれません。

25また、神はすべてのものに命と息とすべてのものを与えておられるので、何かが不足しているかのように、人の手で礼拝されることもありません。 26神は、すべての国民を一つの血から造り、地の全面に住まわせ、また定められた時と、彼らの住むべき境界とをあらかじめ定めておられます。27それは、人々が主を尋ね求め、さぐり求めて、主を見つけるためなのです。主は、私たちひとりひとりから遠く離れてはおられません。 28私たちは、主にあって生き、動き、存在しているからです。あなたがたの詩人の中にも、「私たちも神の子孫である」と言っている人がいます。

29私たちは神の子孫なのですから、神を、技術や人間の計らいで彫った金や銀や石と同じものだと思ってはなりません。

30神は、このような無知の時代を無視されましたが、今は、どこにいる人でも悔い改めるようにと、すべての人に命じておられます。 31神は、ご自身が定めた人によって、義をもって世界を裁く日を定められたからです。神は、キリストを死人の中からよみがえらせ、すべての人にそのことを保証されました。32死者の復活のことを彼らが聞いたとき、ある者はあざ笑い、他の者は、「この件については、また改めて聞こう」と言いました。

33そこで、パウロは彼らの中から立ち去りましたが、

34ある人々はパウロに付き従って信仰につきました。その中には、アレオパゴスのディオニュシウス、ダマリスという婦人、その他も同行していました。

 

18章 

1これらのことがあった後、パウロはアテネを出発してコリントにつきました。2そこで、ポントス生まれのアクラというユダヤ人と妻のプリスキラに出会いました。彼は最近イタリアから来たのです。クラウディウスがすべてのユダヤ人にローマから出るように命じたからです。3彼も同じ職業だったので、彼らと一緒に住んで仕事をしました。彼らは天幕作りを職業としていたからです。4そして安息日ごとに会堂で論じては、ユダヤ人とギリシア人を説得しました。5シラスとテモテがマケドニアから来たとき、パウロは霊に動かされ、ユダヤ人にイエスがキリストであることを証言しました。6彼らが反抗して冒涜しましたとき、パウロは着物を振り払って言いました。「あなたがたの血はあなたがた自身の頭上にかかれ。 わたしは潔白だ。私は今から異邦人のところへ行く。」 7パウロはそこから立ち去って、ユストという神を敬う人の家に入りました。その家は会堂に隣接していました。 8会堂司長クリスポは、その家族全員とともに主を信じました。コリント人も大勢聞いて信じ、バプテスマを受けました。 9そのとき、主は夜の幻の中でパウロに言われました、「恐れることはない。語り続けよ。黙ってはならない。 10わたしはあなたとともにいる。あなたを襲って危害を加えようとする者はいない。わたしの民はこの町に大勢いるからである。」

11パウロは一年六か月そこにとどまり、彼らに神の言葉を教え続けました。

12さて、ガリオがアカイアの代議士であったとき、ユダヤ人たちは一斉にパウロに反抗し、彼を法廷に引き立てて言いました。

13「この男は律法に反して神を拝むよう人々に説き伏せている」。

14パウロが口を開こうとしたとき、ガリオはユダヤ人たちに言いました。「もしそれが不正や不道徳な行為に関するものであれば、ユダヤ人の皆さん、私はあなたたちに我慢我慢しよう。15しかし、言葉や名前、律法に関することであれば、あなたたちはそれをよく考えるべきだ。私はそのようなことの裁判官にはならない。」16そして、ガリオは彼らを法廷から追い出しました。17そこで、ギリシア人たちは皆、会堂の長ソステネスを捕らえ、法廷の前で打ちたたきまたが、ガリオはそれらのことにはまったく関心を持ちませんでした。18パウロは、その後もしばらくそこに滞在した後、兄弟たちに別れを告げ、そこからシリアに船で向かいました。プリスキラとアクラも同行していました。彼はケンクレアで髪をそりました。誓願を立てていたからです。19それからパウロはエペソに着き、彼らをそこに残しましたが、自分は会堂に入り、ユダヤ人たちと論じ合いました。20彼らはパウロにもう少し長く滞在するように頼びましたが、パウロは同意しませんでした。21パウロは彼らに別れを告げて言いました。「エルサレムで予定されているこの祭りには、どうしても従わなければなりません。しかし、神の御心ならば、またあなた方の所へ戻ります。」そしてパウロはエペソから船で出発しました。22そしてカイザリヤに上陸し、上って行って教会にあいさつしてから、アンティオキアに下って行きました。23パウロはそこでしばらく過ごした後、出発してガラテヤとフリギアの地方を巡り、弟子たちを皆力づけました。24ところで、アレクサンドリア生まれのアポロという名のユダヤ人がエフェソスに来ました。彼は雄弁で聖書に精通していました。25この人は主の道を教えられ、霊に燃えて主のことを熱心に語って教えましたが、ヨハネのバプテスマしか知りませんでした。26彼は会堂で大胆に語り始めました。アクラとプリスキラはそれを聞いて彼を招き、神の道をさらに詳しく説明しました。 27 彼がアカイアに渡ろうとしていたとき、兄弟たちは手紙を書き、彼を迎えるように弟子たちに勧めました。アポロが到着すると、すでに恵みによって信じていた人々を大いに助ました。 28 アポロは、聖書によってイエスがキリストであることを明らかにして、ユダヤ人たちを大いに説得しました。



[1] 主を信じる者(NU

[2] straightway.

 

[3] chief women

[4] できるだけ早くwith all speed

[5] superstitious.

使徒行伝第27章

27章 済

パウロ、ローマへ向けて出航

 

1さて、私たちがイタリアへ航海することが決まると、

パウロと他の囚人たちは、アウグストゥスの部隊の[1]百人隊長ユリアスという人物に引き渡されました。

2そして、私たちはアドラミティオンの船に乗り込み、アジアの海岸を航海するつもりで出航しました。テサロニケのマケドニア人リスタルコという人物も同行していました。

3そして翌日、私たちはシドンに寄港しました。ユリアスはパウロを丁重に扱い、友人のところへ行って休養するのを許してくれました。

4そこから出航すると、風が逆だったので、キプロスの下を航海しました。5そして、キリキアとパンフィリアの海を渡り、リキアの町ミラに着きました。

6そこで百人隊長は、イタリアへ航海するアレクサンドリアの船を見つけ、私たちをそこに乗せました。

7 数日間、船の航海が遅く、風も吹かず、やっとクニドスの沖に着いたとき、私たちはクレタ島の下を通り、サルモネ島の向こう岸を航海しました。

8 やっとそこを通り過ぎて、美しい港と呼ばれる場所に着きました。その近くにラセアの町がありました。

 9 時間が経ち、断食期間が過ぎて航海が危険になったので、パウロは彼らに忠告して、

10 こう言いました。「皆さん、この航海は、積荷や船だけでなく、私たちの生命にも、大きな損害と損失をもたらすと、私は見ています。」

11 しかし、百人隊長は、パウロが語ったことよりも、船長や船主の言葉を信じました。

12 その港は冬を過ごすのに適していなかったので、ほとんどの人は、何とかしてフェニキアに着いてそこで冬を過ごすことができれば、そこから出発しようと主張しました。そこはクレタ島の港で、南西と北西に面しています。

13南風が静かに吹くと、この時とばかりと思ってそこから出航し、クレタ島の近くを航海しました。

14しかし、間もなく、ユーロクリュドンと呼ばれる暴風が向かい風として吹き始めました。

15船が風に巻き込まれ、風に耐えられなくなったので、私たちは流されるままにしました。

16そして、クラウダと呼ばれる島の下を航行し、私たちは船で多くの作業を行いましたわ。

17小舟を引き揚げ、船を補強する補助具を使いました。スルテスの洲に乗り上げるのを恐れ、帆をおろして流れるままにしました

18 嵐でひどく揺れたので、翌日、人々は積荷を捨てはじめて軽くしました。 

19 そして三日に、私たちは自分の手で船の装備を捨てました。

20 そして、何日も太陽も星も見えず、激しい嵐が私たちを襲ったので、私たちが助かるという望みは、その時すべて打ち砕かれました。

21 しかし、長い間、食事もしないでいましたが、パウロは彼らの真ん中に立って言いました。「皆さん、私の言うことを聞いていれば、クレテから出航して、このような損害や損失を被ることはなかったでしょう。

22 それで、今、私はあなた方に勧めます。あなた方の中で、船以外に命を失う人は一人もいないでしょうから。

23 というのは、私は天の神の使いに仕えているのですが、その使いが、今夜、私のそばに立って、

24 こう言いました。『パウロよ、恐れることはない。あなたは皇帝の前に引き出される。見よ、神はあなたと共に航海する者を皆あなたに与えておられる。』

25 ですから、皆さん、元気を出してください。私は、私に告げられたとおりに事が進むと神を信じているのです。

26 私たちはある島に漂着するに違いありません。」

 

マルタ島での難破

27 十四日目の夜になって、アドリア海を漂流しているうちに、真夜中ごろ、船員たちは、どこかの島に近づいたと思いました。

28 そして測深機で測ると、その深さは二十尋ありました。さらに少し進んでから、もう一度測深機で測ると、十五尋でした。

29 そこで、私たちが岩に打ち付けてしまうのではないかと恐れ、船尾から四つの錨を投げ出して、夜明けを待ちました。

30 船員たちは船から逃げようとして、船首から錨を投げ捨てるふりをして、小舟を海に降ろしました。

31 パウロは百人隊長と兵士たちに言いました。「この人たちが船にとどまっていなければ、あなたたちは助からない。」 32 そこで兵士たちは小舟の綱を切り、小舟を落とさせました。

 33 日が暮れようとしたので、パウロは皆に食事を取るように勧めて言いました。「今日は、何も食べずに十四日目です。

34 ですから、どうか食事を取ってください。これはあなたたちの健康のためです。あなたたちの頭から髪の毛一本も抜け落ちることはないでしょう。」 

35 こう言ってから、パウロはパンを取り、皆の前で神に感謝し、それを裂いて食べ始めました。

36それで皆元気になり、食物も食べました。

37船には全部で二百七十六人いました。

38十分に食べた後、船を軽くするために、小麦を海に投げ捨てました。

39夜が明けると、彼らはどこの陸地か分からなかったが、岸のある入り江を見つけました。そこに船を差し込めるなら、そこに船を差し入れようと思いました。

40 そこで、いかりを切り離して海に捨て、同時にかじの綱をゆるめ、風に前の帆をあげて、砂浜にむかって進みました。

41  ところが、潮流の流れ合う所に突き進んだため、舟を浅瀬に乗りあげてしまって、へさきがめり込んで動かなくなり、ともの方は激浪のためにこわれてしまいました。

42  兵卒たちは、囚人らが泳いで逃げるおそれがあるので、殺してしまおうとしましたが、

43  百卒長は、パウロを救いたいと思って、その意図をしりぞけ、泳げる者はまず海に飛び込んで陸に行き、

44  その他の者は、板や舟の破片に乗って行くように命じました。こうして、全部の者が上陸して救われたのです。



[1]  a centurion

使徒行伝28章

 28章 

さて、彼らは救われてから、その島がメリタと呼ばれていることを知りました。

2そして、その土地の人(野蛮な人:直訳))たちは私たちにとても親切にして彼らは火を焚いて、今降っている雨と寒さのために、私たち一人一人を迎えてくれました。

3ところが、パウロが薪を束ねて火にくべると、熱気からまむしが出て来て、彼の手に巻きつきました。

4異邦人たちは、毒のある獣が彼の手に巻きついているのを見て、互いに言いました。「この男は間違いなく人殺しだ。海からは逃れたが、復讐(の神は?)は彼を生かしておかないのだ。」

5しかし、パウロは獣を火の中に振り落として何の害も受けありませんでした。

6そこで、彼らは、彼が腫れ上がるか、突然倒れて死ぬかと見ていたが、しばらく見ていても何の害も受けていないのを見て、考えを変えて、彼は神だと言いました。

7その地区には、島の長老で名をプブリウスという人の所有地があり、彼は私たちを迎え入れ、3日間丁重に泊めてくれました。

8プブリウスの父親が熱病と下痢で寝ていたので、パウロは彼のところに行って祈り、手を置いて癒しました。

9このことがあった後、島で病気にかかっていた他の人々もやって来て癒されました。

10彼らはまた、私たちに非常に尊敬してくれました。また、私たちが出発するときには、必要なものを積み込んでくれました。

11 3か月後、私たちはアレキサンドリアの船で出発しました。その船は島で冬を越していたもので、船のふな飾りは、カストルとポルックスでした。12それからシラクサに上陸し、そこで3日間滞在しました。

13そこから私たちは方位計を取り、レギオンに着きました。一日経つと南風が吹き、次の日にはプテオリに着きました。

14そこで私たちは兄弟たちに会い、彼らと七日間滞在するように言われ、ローマに向かいました。

15そこから兄弟たちは私たちのことを聞いて、アピイ広場と三宿屋(The three taverns)まで私たちを迎えに来ました。パウロはそれを見て神に感謝し、勇気づけられました。

16ローマに着くと、百人隊長は囚人たちを衛兵の長に引き渡しましたが、パウロは護衛兵とともに一人で住むことを許されました。

17三日後、パウロはユダヤ人の長老たちを呼び集めました。皆が集まったとき、パウロは彼らに言いました。「兄弟たちよ、私は民や先祖の慣習に反する行為を何も犯していないのに、エルサレムからローマ人の手に囚人として引き渡されました。

18彼らは私を取り調べた後、死刑に値するようなことは何もなかったので、釈放しようとしました。

19しかし、ユダヤ人が反対したので、私は皇帝に上訴せざるを得ませんでしました。自分の国民を訴える理由がなかったからです。

20このために私はあなたがたを訪ね、あなたがたに会って話をしようとしたのです。私はイスラエルの希望のために、この鎖につながれているのですから。

21彼らは彼に言いました。「私たちはユダヤからあなたに関する手紙を受け取らず、また来た兄弟たちもあなたについて何か悪いことを言ったり、話したりした者は一人もいません。」

22しかし、私たちはあなたがどう考えているか、あなたから聞きたいのです。この宗派については、どこでも反対されていることを知っているからです。」

23そして、彼らが日取りを決めたので、大勢の人が彼の宿にやって来ました。パウロは朝から晩まで、神の国について説き、証しし、モーセの律法と預言者の教えから、イエスについて説得しました。

24ある者は語られたことを信じましたが、ある者は信じませんでした。

25彼らは意見が合わなかったので、立ち去りました。パウロは一言、「聖霊は預言者イザヤを通して、私たちの先祖によくもこう語られました。

26『この民のところに行って言いなさい。『あなたがたは聞いても、理解せず、見ても、悟らないであろう。』

27この民の心は鈍くなり、耳は聞こえなくなり、目は閉じている。それは、彼らが目で見、耳で聞き、心で悟って悔い改め、わたしが彼らを癒すことのないためである。

28 だから、神の救いは異邦人に送られ、彼らはそれを聞くことになるということを、あなたがたはよく知っていなさい。 29 パウロがこれらのことを語り終えると、ユダヤ人たちは立ち去って、互いに激しく論じ合いました。

30 パウロは自分の借りた家にまる二年間住み、自分のところに来る者をみな受け入れ、 31 神の国を宣べ伝え、主イエス・キリストについて教え、全くの確信をもって語ったのでだれもそれをやめさせることはできませんでした。

2026年3月25日水曜日

使徒行伝第10-12章 公認本分

行 

10章 

1 さて、カイザリヤにコルネリオという人がいました。イタリア隊と呼ばれる部隊の百人隊長で、 2 彼は信仰深い人で、家族全員と共に神を畏れ、多くの施しを民に施し、絶えず神に祈っていました。3昼の三時ごろ、彼は幻の中ではっきりと、神の使いが彼のところに来て、「コルネリオよ」と言うのを見ました。4 コルネリオは彼を見て恐れ、「主よ、何事ですか」と言いました。すると、御使いは言いました、「あなたの祈りと施しは、神の前に届いて覚えられています。5 それで、ヨッパに人をやって、ペテロという名のシモンを招きなさい。 6 彼は皮なめし屋シモンという人のところに泊まっています。その家は海辺にあります。彼が、あなたのなすべきことを告げてくれるでしょう。」7 コルネリウスに語った御使いが去った後、コルネリウスは、自分の家の召使二人と、いつも自分に仕えている敬虔な兵士一人を呼び、 8 これらのことをすべて彼らに告げて、ヨッパへ送り出しました。9その翌日、彼らが旅を続けて町に近づいたとき、ペテロは午後六時ごろ、祈るために屋上に上がると、 10彼は非常に空腹になり、食事をしようとしましたが、人々が準備しているうちに、夢心地になってしまいました。 11すると、天が開けて、四隅を編んだ大きな布のような器が[1]彼のところに降りてくるのが見えました。それは地上に降りてきました。 

12その中には、地の四つ足の獣、野の獣、這うもの、空の鳥など、あらゆるものがいました。

13すると、声が聞こえました。「ペテロよ、起きて、ほふって食べなさい。」

14しかし、ペテロは言いました。「主よ、それはいけません。私は清くないもの、汚れたものを、一度も食べたことがありません。」

15すると、声はもう一度彼に言いました。「神がきよめたものを、清くないと言ってはならない。」

16 このようなことが三度繰り返され、そしてその器は再び天に上げられました。

17 ペテロは、自分が見たこの幻はいったい何を意味するのだろうと、心の中で驚きましたました、そのとき、コルネリオから遣わされた人たちがシモンの家を尋ね、門の前に立って

18 呼びかけ、ペテロという名を持つシモンが、そこに泊まっているかどうか尋ねました。

19ペテロがその幻について思いを巡らしていると、御霊が彼に言いました、

「見よ、三人の人があなたを捜している。

20だから、立って降りて行き、何も疑わずに彼らと一緒に行きなさい。私が彼らをつかわしたのだ。」

ちょうどその時、コルネリオから送られた人たちが、シモンの家を尋ね当てて、その門口に立っていました。

21そこで、ペテロはコルネリオからつかわされた人々のところへ降りて行き、「あなたがたが捜しているのは私です。何のために来たのですか。」と言いました。

22すると彼らは言いました、「百人隊長コルネリオは正しい人で、神を畏れ敬い、ユダヤ全土に評判の良い人ですが、聖なる御使いによって、あなたを家に招いてあなたの話を聞くようにと、神からお告げを受けました。

23 そこでペテロは彼らを呼び入れて泊め、翌日ペテロは彼らと一緒に出発しました。ヨッパの兄弟たちも何人か同行しました。

24 翌日、彼らはカイザリヤに入りました。コルネリオは彼らを待ち構え、親族や親しい友人たちを呼び集めていました。

25 ペテロが入って来ると、コルネリオは彼を迎え、その足もとにひれ伏して拝みました。

26 ペテロは彼を引き留めて言いました。「立ちなさい。私も同じ人間です。」

27 ペテロは彼と語り合いながら、中に入ってみると、大勢の人が集まっていました。

28 ペテロは彼らに言いました。「あなたがたも知っているとおり、ユダヤ人が異邦人のところに付き添ったり、近づいたりするのは、律法に反する行為です。しかし、神はわたしに、どんな人をも清くない者とか、汚れた者とか言ってはならないと示されました。

29 それで、わたしは召しを受けたとき、少しもためらわずにあなたがたのところに来たのです。それで、わたしを招いてくださったのはどういう意図ですか。

30コルネリウスは言いました、「四日前、わたしはこの時まで断食をしていたのですが[2]、午後三時に家で祈っていたところ、見よ、輝かしい衣を着た人がわたしの前に立って、

31 こう言ました、『[コルネリウスよ、あなたの祈りは聞かれ、あなたの施しは神のみまえに覚えられています。

32 それで、ヨッパに人をやって、ペテロという名のシモンをここに呼びなさい。彼は海辺の皮なめしシモンという人の家に泊まっています。彼が来たら、あなたに話すでしょう。[3] 』といいました。

33 ようこそおいで下さいました。今わたしたちは、主があなたにお告げになったことを残らず伺おうとして、みな神のみ前にまかり出ているのです」

34そこでペテロは口を開いて言いました、「本当に私は、神は人をかたよりみない方で、

35どの国民でも、神を恐れ、正義を行う者は、受け入れられる方だと分かりました。

36 あなたがたは、神がすべての者の主なるイエス・キリストによって平和の福音を宣べ伝えて、イスラエルの子らにお送り下さった御言をご存じでしょう。*口語から

37 あなたがたも知っているように、その御言葉は、ヨハネが宣べ伝えたバプテスマの後、ガリラヤから始まって、ユダヤ全土に広まりました。

38 神はナザレ人イエスに聖霊と御力を注がれました。イエスは巡り歩いてよいわざをし、悪魔に苦しめられている人々をみな癒されました。神がイエスとともにおられたからです。

39 私たちは、イエスがユさダヤの地でもエルサレムでもなさったすべてのことの証人です。人々はイエスを殺し、木にかけましたが、

40 神は三日目にイエスをよみがえらせ、そのことを公に示されました。

41 すべての人にではなく、神によってあらかじめ選ばれた証人たち、すなわち、イエスが死人の中からよみがえられた後、イエスとともに食事をし、飲んだ私たちにです。

42それからイエスは、生者と死者の審判者として神に任命された方こそイエスであると、民に宣べ伝え、証言するようにと、わたしたちに命じられました。

43預言者は皆、イエスの名によってイエスを信じる者はだれでも罪の赦しを受けると証言しています。」

44ペテロがこれらの言葉をまだ話しているうちに、御言葉を聞いているすべての人々に聖霊が降りました。

45ペテロと一緒に来た、割礼を受けた信者たちは皆、異邦人にも聖霊の賜物が注がれたことに驚きました。

46 彼らが異言を話し、神をほめたたえるのを聞いたからです。 ペテロは答えて言いました。

47 「わたしたちと同じように聖霊を受けたこの人たちに、水でバプテスマを禁じて受けさせない人がいるでしょうか。」

48 そして、彼らは彼らに主の名によってバプテスマを受けるように命じられました。そこで彼らは、数日間とどまるようにとペテロに頼んだのです。

 

11章 

1さて、ユダヤにいる使徒や兄弟たちは、異邦人も神の言葉を受け入れたと聞きました。

2そこで、ペテロがエルサレムに上って来たとき、割礼を受けた者たちがペテロと争って言いました。

3「あなたは割礼を受けていない人々のところに行って、彼らと食事を共にしたそうだが」。

4そこで、ペテロは初めからそのことについて、彼らに順序よく説明して言いました。

5「私がヨッパで祈っていたとき、恍惚とした状態で幻を見ました。大きな布のような器が四隅でつり下げられて天から降りてきて、私のところまで来ました。

6私はその器に目を凝らして見ていると、地の四つ足の獣、野獣、這うもの、空の鳥などが見えました。

7 すると、わたしに声が聞こえました。『ペテロよ、起きて、屠って食べなさい。』

8 しかしわたしは言いました。「主よ、それはいけません。わたしは、汚れたもの、不浄なものを、一度も口に入れたことがありません。」

9 しかし、天からまた声がしてわたしに答えましたた。「神がきよめたものを、汚れたものなどと言ってはならない。」

10 このようなことが三度繰り返され、みな天に引き上げられました。

11 すると、すぐに、カイザリヤからつかわされた三人の人が、わたしのいる家にやって来ました。

12 そして、御霊がわたしに、疑うことなく彼らと。一緒に行けと命じられました。そこで、この六人の兄弟もわたしに同行し、わたしたちはその人の家に入りました。

13 そして彼は、「自分の家に天使が立っていて、『ヨッパに人をやって、ペテロという名のシモンを招きなさい。

14 そうすれば、あなたとあなたの家族全員の救いの言葉を告げてくれるでしょう。』」と言いました。

15そして私が語り始めると、聖霊が、初めに私たちに下ったように、彼らにも下りました。

16そこで私は、主の言葉を思い出しました。『ヨハネは水でバプテスマを授けたが、あなたがたは聖霊によってバプテスマを受けるであろう。』

17このように、主イエス・キリストを信じた私たちに下さったのと同じ賜物を、神は彼らにも下さったのですから、私はいったい何者なので、神に逆らうことができましょうか。

18人々はこれを聞いて黙り、神を賛美して言いました。「それでは、神は異邦人にも、命に至る悔改めをお与えになったのだ。」

19 さて、ステパノのことで起こった迫害によって散らされた人々は、フェニキア、キプロス、アンティオキアまで旅しましたが、ユダヤ人以外には、だれにも御言葉を宣べ伝えませんでした。

20 彼らの中にはキプロス人とクレネ人もありましたが、アンティオキアに着いてから、ギリシア人たちに語り、主イエスのことを宣べ伝えました。

21 主の御手が彼らとともにあったので、大勢の人が信じて主に立ち返りました。

22 このことの知らせがエルサレムの教会の耳にも入ったので、彼らはバルナバをアンティオキアまで遣わしました。

23バルナバはそこに着いて神の恵みを見て喜び、揺るがない信仰をもって主につくように、みんなの者を励ましました。

24 彼は立派な人で、聖霊と信仰とに満ちていました。そして、多くの人々が主に加わりました。

25 それからバルナバはサウロを捜しにタルソへ出発し、

26 彼を見つけると、アンティオキアに連れて行きました。そして、丸一年の間、彼らは教会に集まって、大勢の人を教えました。そして、弟子たちはアンティオキアで初めてクリスチャンと呼ばれました。

27そのころ、預言者たちがエルサレムからアンティオキアにやって来て、

28彼らのうちのひとり、アガボという人が立って、全世界に大飢饉が起こるであろうと、御霊によって告げました。それは、クラウデウス帝の時代に起こりました。

29そこで、弟子たちは、おのおの自分の力に応じて、ユダヤに住む兄弟たちに救援物資を送ることに決めました。

30彼らはそのとおりにし、バルナバとサウロの手によって長老たちに送りました。



[1] 彼のところに

[2] 断食をしていたのですが

[3] 彼が来たら、あなたに話すでしょう10


12章
1 さて、カイザリヤにコルネリオという名の人がいました。イタリヤ隊と呼ばれた百人部隊の隊長で、
2 家族一同と共に信心深く、神を敬い、民に数々の施しをなし、いつも神に祈願をしていました。
3 ある日の午後三時ごろ、神の使が彼のところに入ってきて、「コルネリオよ」と呼ぶのを、幻ではっきり見ました。
4 彼は御使を見つめていましたが、恐ろしくなって言いました、「主よ、なんでございますか」。すると彼が言いました、「あなたの祈や施しは神のみ前にとどいて、おぼえられています。
5 それで今、人をヨッパに使わして、ペテロと呼ばれるシモンを招きなさい。
6 この人は、海べに家をもつ皮なしシモンの客となっています。その人があなたがするべきことを語ります[1]」。
7 そこで、このお告げをした御使が立ち去ったのち、コルネリオは、僕ふたりと、いつも彼に仕えている部下の中で信心深い兵卒ひとりとを呼び、
8 いっさいの事を説明して、彼らをヨッパへ送り出しました。
9 こうして翌日、この人たちが旅をつづけてその町の近くにきたころ、ペテロは祈をするため屋上にのぼりました。時は昼の十二時ごろでした。
10 彼は非常な[2]空腹になって、何か食べたいと思いました。そして、人々が食事の用意をしている間に、恍惚状態に陥りました。
11 すると、天が開け、大きな布のような入れ物が、四すみをつるされて、[3]彼の上に降りて来るのを見ました。
12 その中には、地上の[4]すべての四つ足や[5]野のけもの、這うもの、また空の鳥などがはいっていました。
13 そして声が彼に聞えて来ました、「ペテロよ。立ち上がってそれらをほふって食べなさい」。
14 しかしペテロは言いました、「主よ、それはできません。わたしは今までに、[6]普通の物、汚れたものは、食べたことがありません」。
15 すると、声が二度目にかかって来ました、「神がきよめたものを、[7]普通の物などと言ってはならない」。
16 こんなことが三度もあってから、その入れ物はまた天に引き上げられました。
17 ペテロが、いま見た幻はなんの事だろうかと、思いめぐらしていると、見よ、コルネリオから送られた人たちが、シモンの家を尋ねて、その門口に立っていました。
18 そして声をかけて、「ペテロと呼ばれるシモンというかたが、こちらに泊まっておられませんか」と尋ねました。
19 ペテロが幻について、思いめぐらしていると、御霊が言いました、「見よ、三人の人たちが、あなたを尋ねてきている。
20 さあ、立ち上がって下に降りなさい。そして、ためらわないで、彼らと一緒に行きなさい。わたしが彼らを送ってきたのです」。
21 そこでペテロは、コルネリオが彼のところに使わした[8]その人たちのところに降りて行って言いました、「わたしがあなたがたが尋ねているペテロです。どんなご用でおいでになったのですか」。
22 すると彼らは言いました、「正しい人で、神を敬い、ユダヤの全国民に好感を持たれている百卒長コルネリオが、あなたを彼の家にお迎えすることと、あなたからお話を伺うようにとのお告げを、聖なる御使から受けたのです」。
23 そこで、ペテロは、彼らを迎えて泊まらせました。そして、翌日、ペテロは、彼らと共に出発しました。ヨッパの兄弟たち数人も一緒に行きました。
24 こうして、彼らはその次の日に、カイザリヤに着たので、コルネリオは親族や親しい友人たちを呼び集めて、彼らを待っていました。
25 ペテロがいよいよ到着すると、コルネリオは出迎えて、彼の足もとにひれ伏して拝しました。
26 しかし、ペテロは、彼を引き起してこう言いました、「お立ちなさい。わたしも同じ人間です」。
27 それから彼は彼と語り合いながら、[9]入って行くと、[10]大ぜいの人が集まっているのを見ました。
28 そこでペテロは彼らに言いました、「あなたがたは、ユダヤ人が他国の人と親しくしたり、出入りしたりすることが[11]どんなに違法であるかをご存知です。ところが、神は、どんな人間をも[12]普通である、あるいは、汚れているとか言ってはならないと、わたしにお示しになりました。
29 こういうわけで、お招きにあずかった時、躊躇しないで私は来ました。そこで伺いますが、どういう理由で、あなたがたはわたしを招いたのですか」。
30 すると、コルネリオが言いました、「四日前、この時刻まで、[13]わたしは断食をしておりました。また、午後三時のころ、わたしが自宅で祈りをしていますと、見よ、輝いた衣を着た人が、わたしの[14]前に立って、
31 こう申しました、『コルネリオよ、あなたの祈は聞きいれられ、また、あなたの施しは神のみ前におぼえられています。
32 そこでヨッパに人を遣わし、ペテロと呼ばれるシモンを招きなさい。その人は皮なめしシモンの海沿いの家に泊まっています。彼は来てあなたに語ります[15]』。
33 それで、すぐにわたしは、使いをあなたに送ったのです。ようこそおいで下さいました。それで、今、わたしたちは、[16]神があなたにお命じになったことを残らず伺おうとして、みなで神のみ前に参上しているのです」。
34 そこでペテロは口を開いて言いました、「わたしは、まことに[17]神は人をかたよりみないかたで、
35 すべての国民のうちで、彼を畏れ、また、義を行う者は、彼に受けいれられることを悟りました。
36 あなたがたは、神がイエス・キリスト・・この方はすべての人の主であられます・・によって平和の福音を宣べ伝えて、イスラエルの子らに送られた御言をご存じです。
37 それは、ヨハネが説教したバプテスマの後、ガリラヤから始まり、ユダヤ全土にひろまった[18]言葉、
38 すなわち、ナザレからのイエスのことです。神が聖霊と力とを注がれたので、彼はくまなく巡り、よい働きをし、また悪魔に押えつけられている人々をことごとくいやしました。神が共におられたからです。
39 わたしたちは、[19]彼がユダヤ人の地やエルサレムでなさったすべてのことの証人です。彼らはこのイエスを木にかけて殺したのです。
40 しかし神は[20]この方を三日目によみがえらせ、
41 全部の人々にではなく、ただ、神があらかじめ選ばれた者たち、すなわち、[21]彼が死人の中から復活された後、共に飲食した者たちのみに現れさせて下さいました。
42 また[22]彼は、人々に宣教することと、彼が生ける者と死者との審判者として神に定められたかたであることを、証しするようにと、[23]わたしたちにお命じになりました。
43 すべての預言者たちは、[24]彼を信じる者はことごとく、その名によって罪のゆるしが受けることを、[25]この方のためにあかしをしています」。
44 ペテロがこれらの言葉をまだ語っている時に、それを聞いていたすべての人たちに、聖霊が下られました。
45 そこで、ペテロについてきた割礼を受けている信者たちは、[26]すべての国民にも聖霊の賜物が注がれたのを見て、驚かされました。
46 それは、彼らが異言を語り、また、神を崇めるのを聞いたからです。そこで、ペテロが言い出ました、
47 「わたしたちと同じように聖霊を受けたこの人たちの、水でバプテスマを授けるのを、だれがこばみ得るだろうか」。
48 そして、[27]主の御名によってバプテスマを受けるように指示しました。それから、彼らはペテロに願って、数日のあいだ滞在するように願いました。

Acts 10
New King James Version (NKJV)
Cornelius Sends a Delegation
10 There was a certain man in Caesarea called Cornelius, a centurion of what was called the Italian Regiment, 
a devout man and one who feared God with all his household, who gave alms generously to the people, and prayed to God always. 
About the ninth hour of the day he saw clearly in a vision an angel of God coming in and saying to him, “Cornelius!”
And when he observed him, he was afraid, and said, “What is it, lord?”
So he said to him, “Your prayers and your alms have come up for a memorial before God. 
Now send men to Joppa, and send for Simon whose surname is Peter. 
He is lodging with Simon, a tanner, whose house is by the sea. He will tell you what you must do.” 
And when the angel who spoke to him had departed, Cornelius called two of his household servants and a devout soldier from among those who waited on him continually. 
So when he had explained all these things to them, he sent them to Joppa.
Peter’s Vision
The next day, as they went on their journey and drew near the city, Peter went up on the housetop to pray, about the sixth hour. 
10 Then he became very hungry and wanted to eat; but while they made ready, he fell into a trance 
11 and saw heaven opened and an object like a great sheet bound at the four corners, descending to him and let down to the earth. 
12 In it were all kinds of four-footed animals of the earth, wild beasts, creeping things, and birds of the air. 
13 And a voice came to him,“Rise, Peter; kill and eat.”
14 But Peter said, “Not so, Lord! For I have never eaten anything common or unclean.”
15 And a voice spoke to him again the second time, “What God has cleansed you must not call common.” 
16 This was done three times. And the object was taken up into heaven again.
Summoned to Caesarea
17 Now while Peter wondered within himself what this vision which he had seen meant, behold, the men who had been sent from Cornelius had made inquiry for Simon’s house, and stood before the gate. 
18 And they called and asked whether Simon, whose surname was Peter, was lodging there.
19 While Peter thought about the vision, the Spirit said to him, “Behold, three men are seeking you.
20 Arise therefore, go down and go with them, doubting nothing; for I have sent them.”
21 Then Peter went down to the men who had been sent to him from Cornelius,and said, “Yes, I am he whom you seek. For what reason have you come?”
22 And they said, “Cornelius the centurion, a just man, one who fears God and has a good reputation among all the nation of the Jews, was divinely instructed by a holy angel to summon you to his house, and to hear words from you.” 
23 Then he invited them in and lodged them.
On the next day Peter went away with them, and some brethren from Joppa accompanied him.
Peter Meets Cornelius
24 And the following day they entered Caesarea. Now Cornelius was waiting for them, and had called together his relatives and close friends. 
25 As Peter was coming in, Cornelius met him and fell down at his feet and worshiped him. 
26 But Peter lifted him up, saying, “Stand up; I myself am also a man.”
27 And as he talked with him, he went in and found many who had come together. 
28 Then he said to them, “You know how unlawful it is for a Jewish man to keep company with or go to one of another nation. But God has shown me that I should not call any man common or unclean. 29 Therefore I came without objection as soon as I was sent for. I ask, then, for what reason have you sent for me?”
30 So Cornelius said, “Four days ago I was fasting until this hour; and at the ninth hour I prayed in my house, and behold, a man stood before me in bright clothing, 
31 and said, ‘Cornelius, your prayer has been heard, and your alms are remembered in the sight of God. 
32 Send therefore to Joppa and call Simon here, whose surname is Peter. He is lodging in the house of Simon, a tanner, by the sea.When he comes, he will speak to you.’ 
33 So I sent to you immediately, and you have done well to come. Now therefore, we are all present before God, to hear all the things commanded you by God.”
Preaching to Cornelius’ Household
34 Then Peter opened his mouth and said: “In truth I perceive that God shows no partiality. 
35 But in every nation whoever fears Him and works righteousness is accepted by Him. 
36 The word which Godsent to the children of Israel, preaching peace through Jesus Christ—He is Lord of all— 
37 that word you know, which was proclaimed throughout all Judea, and began from Galilee after the baptism which John preached: 
38 how God anointed Jesus of Nazareth with the Holy Spirit and with power, who went about doing good and healing all who were oppressed by the devil, for God was with Him. 
39 And we are witnesses of all things which He did both in the land of the Jews and in Jerusalem, whom they[e]killed by hanging on a tree. 
40 Him God raised up on the third day, and showed Him openly, 
41 not to all the people, but to witnesses chosen before by God, even to us who ate and drank with Him after He arose from the dead. 
42 And He commanded us to preach to the people, and to testify that it is He who was ordained by God to be Judge of the living and the dead. 
43 To Him all the prophets witness that, through His name, whoever believes in Him will receive remission of sins.”
The Holy Spirit Falls on the Gentiles
44 While Peter was still speaking these words, the Holy Spirit fell upon all those who heard the word.
45 And those of the circumcision who believed were astonished, as many as came with Peter, because the gift of the Holy Spirit had been poured out on the Gentiles also. 
46 For they heard them speak with tongues and magnify God.
Then Peter answered, 
47 “Can anyone forbid water, that these should not be baptized who have received the Holy Spirit just as we have? 
48 And he commanded them to be baptized in the name of the Lord. Then they asked him to stay a few days.




[1] この人は、あなたがするべきことをあなたに語ります(+)
[2]非常な(+)
[3]地上に
[4] すべての
[5]野のけもの、
[6]清くないもの、
[7]清くない
[8] コルネリオが彼のところに使わした(+)
[9] へやに(-)
[10] そこには、すでに(-)
[11]禁じられています。
[12]清くないとか
[13] わたしは断食をしておりました。(+)
[14] わたしの(+)
[15]彼は来てあなたに語ります(+)
[16]主が
[17] わたしは、まことに(+)
[18]福音を述べたもの
[19] イエスが
[20] イエス
[21] イエス
[22] イエスご自身が
[23]神は(-)
[24] イエス
[25] この方のために(+)
[26]異邦人たち
[27] ペテロはその人々に命じて、イエス・キリストの名によって