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2025年3月6日木曜日

使徒行伝22章

 1兄弟たち、父たちよ、私が今あなたたちに弁明するのを聞いてください。

2(そして、彼らがヘブライ語でパウロが彼らに話すのを聞いて、ますます沈黙しました。)パウロは言いました。

3私は確かなユダヤ人であり、キリキアの町タルソスで生まれ、この町でガマリエルのもとで育てられ、父祖の律法を徹底的に教えられ、今日のあなたたち皆と同じように神に対して熱心でした。

4そして私はこのように迫害し、男も女も縛り上げて牢に入れ、死に至らせました。

5大祭司と長老たちの全会衆も、わたしについて証言しています。わたしは彼らから兄弟たちへの手紙を受け取り、ダマスコへ行き、そこで拘束されている者たちをエルサレムに連行して処罰を受けさせようとしました。

6ところが、旅を続けて、昼ごろダマスコに近づいたとき、突然、天から大きな光がわたしの周りを照らしました。

7わたしは地面に倒れ、サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか、という声を聞きました。

8わたしは答えました。「主よ、あなたはどなたですか。」すると彼はわたしに言いました。「わたしは、汝が迫害しているナザレのイエスである。」

9わたしと一緒にいた者たちは、その光を見て恐れましたが、わたしに話しかける方の声は聞こえませんでしました。

10わたしは言いました。「主よ、わたしはどうしたらよいでしょうか。」主はわたしに言われました。『立ってダマスコへ行きなさい。そこで、汝がなすべきすべてのことが告げられるであろう。』」

11そして、その光の輝きのために目が見えなくなったので、私は同行者たちの手によって導かれ、ダマスコにつきました。

12すると、律法に忠実で、そこに住むすべてのユダヤ人から評判の良いアナニアという人が、

13私のところに来て立ち、私に言いました。「サウロ兄弟、見えるようになりなさい。」私はすぐに彼を見上げました。

14彼は言いました。「私たちの先祖の神は、あなたを選んだのです。それは、あなたが神のみ心を知り、正しい方を見上げ、その口から出る声を聞かせ、

15あなたが見聞きしたことをすべての人に証しするためです。

16それで、あなたは躊躇せずに立ち上がって、主の名を呼んでバプテスマを受け、あなたの罪を洗い流しなさい。」

17それから、私がエルサレムに帰ってきて、神殿で祈っているとき、私は恍惚に陥っていました。

18そして、彼が私にこう言うのを見たました。『「急いでエルサレムから出て行け。彼らは私についての汝の証言を受け入れないだろうから。」

19そこで私は言いました。「主よ、彼らは私が信者たちをあらゆる会堂で牢に入れ、打ちたたいたことを知っています。」

20そこで、彼らはパウロにこの言葉を聞いて、声を張り上げて言いました、「こんな男は地上に置いておくな。生かせておくな」。

23彼らが叫び、着物を脱ぎ捨て、ちりを空中に投げ捨てると、

24千人隊長はパウロを城内に連行して、鞭打ちで取り調べるように命じました。なぜ彼らがパウロに対してあんなに叫んだのか、パウロから聞こうしたからです。

25彼らがパウロを革ひもで縛っているとき、パウロはそばに立っていた百人隊長に言いました、「ローマ人で、罪に定められていない人を鞭打ってよいのか」。

26百人隊長はこれを聞いて、千人隊長のところ​​へ行き、「用心して下さい。この人はローマ人です。」と言いました。

27千人隊長が来て、「あなたはローマ人ですか」と言いました。

パウロは言いました。「そうです。」

28千人隊長は答えた。「私は多額の金を支払ってこの自由を手に入れたのだが。」パウロは言いました。「私は自由の身で生まれました。」

29 そこで、彼を尋問しようとしていた者たちは、すぐに彼から離れました。千人隊長も、彼がローマ人であることを知って彼を縛ったので、恐れました。

30 翌日、彼はユダヤ人たちがパウロを訴えている理由をはっきり知ろうと、パウロを縛めている鎖から解き、祭司長たちと全議会に現れるよう命じ、パウロを連れて来て、彼らの前に立たせました。

2025年3月4日火曜日

24章

 

24章 済

1五日後、大祭司アナニアが長老たちとテルトロという弁論家と一緒に下って来てました。

2パウロが呼び出されると、テルトロは総督にパウロのことを告訴して言いはじめました。「フィリップス様、あなた様のおかげで私たちは大いなる平穏を享受しており、また、「私たちはあなたのお陰で長い間平和を享受し、あなたの先見の明によってこの国に改革がもたらされました。

3フェリクス閣下、私たちはあらゆる所で、あらゆる面で、このことを深く感謝しています。

4しかし、これ以上あなた様をうんざりさせないために、少しだけ私たちの話を聞いていただきたいと思います。

5私たちはこの男が疫病をひき起こす者であり、全世界のユダヤ人の間で騒乱を起こす者、ナザレ派の首謀者であると判明したのです。

6また、彼が神殿を汚そうともしていたので、私たちは彼を捕らえて、[1]私たちの律法に従って裁こうとしました。

7 しかし、千人隊長リシアが私たちのところに来て、彼を荒々しく私たちの手から引き離し、

8 彼を告発する者たちに、あなたのところに来るように命じましたあなたは、ご自分で尋問されれば、私たちが彼を訴えているすべてのことを、詳細に知ることができるしょう。

7 しかし千人隊長リシアが我々に襲い掛かり、荒々しく彼を我々の手から奪い取り、

8 彼を告発する者たちは、あなたのところに来るように命じました。「あなたがたは、あなた様ご自身が尋問されれば、我々が彼を訴えているすべてのことを知ることができるでしょう。」

9 ユダヤ人たちも、そのとおりだと言って同意しました。

10 総督がパウロに手招きして話すように命じると、パウロは答えました。「あなたが長年この国民の裁判官を務めてこられたことを私は知っていますので、喜んで自分のことを弁明します。

11 あなたにも分かるように、私が礼拝のためにエルサレムに上ってからまだ十二日しか経っていません。

12 彼らは、会堂でも町でも、私が宮で論じ合ったり、民衆を扇動したりしているのを見たことがありません。

13 彼らは今私を訴えている事柄を証明することもできません。

14 ただ、このことは告白します。私は、彼らが異端と呼ぶやり方で、律法と預言者に書いてあることをすべて信じて、先祖の神を礼拝しています。 15 また、彼ら自身も認めているように、死者の復活、正しい者も正しくない者も復活するという希望を神に対して持っています。

16 わたしは、神に対しても人に対しても、常に良心を責められることのないように努めています。

17 何年も経ってから、私は自分の同胞に施しと供え物を携えて来ました。18 すると、アジアから来たあるユダヤ人たちが、群衆も騒ぎもなく。わたしが宮で清めを受けているのを見つけました。

19 わたしに何か恨みがあるのなら、だれがあなたの前に出て、異議を申し立てるべきでしましたか。

20 あるいは、わたしに何か悪いことをしているのを見つけましたなら、わたしが議会に立っていた時に、ここにいるこの人たちが言うべきです。

21 ただ、わたしが彼らの中に立って叫んだこの一言のせいで、わたしは今日、死者の復活について、あなたがたから尋問を受けているのです。」

 

フェリクスはパウロを監禁する

22フェリクスは、その道についてより詳しく知っていたので、これらのことを聞くのを延期し、「千人隊長リシアが下って来るとき、あなたの事を細かく知ろう。」と言いました。

23そして、百人隊長にパウロを監禁し、自由にしておき、彼の知人が仕えたり、彼のところに来るのを禁じないように命じました。

24数日後、フェリクスはユダヤ人である妻ドルシラを連れて来て、パウロを呼び寄せ、キリストへの信仰について聞きました。

25すると、正義、節制、そして来たるべき裁きについて論じたので、フェリクスは震え上がって言いました。「今はもう行くがよい。都合のよい時が来たら、お前を呼ぼう。」 2

6 彼はまた、パウロから金銭をもらって、彼を釈放することを期待していました。そこで、彼はたびたびパウロを呼び寄せては彼と話をしました。 27 ところが、二年後にポルキオ・フェストスがフェリクスのところにやって来ました。フェリクスはユダヤ人を喜ばせようとして、パウロを拘束したままにしておきました。



[1] [1]私たちの律法に従って裁こうとしました。

7 しかし、千人隊長リシアが私たちのところに来て、彼を荒々しく私たちの手から引き離し、

8 彼を告発する者たちに、あなたのところに来るように命じました

2025年3月1日土曜日

使徒行伝25章

  

1-21)

26           

1アグリッパはパウロに言いました、「おまえは自分のことを話しても良い」。そこでパウロは手を伸ばし、自分のことを明し始めました。

2アグリッパ王よ、私は幸いだと思っています。ユダヤ人から告発されているすべての理由について、今日あなたの前に自ら弁明できるからです。3特に、あなたがユダヤ人のあらゆる慣習や問題に精通していることを私は知っています。ですから、どうか辛抱強く私の話を聞いてください。

4若いころから、エルサレムで同胞の一人として暮らしていた私の生き方は、すべてのユダヤ人が知っています。5ユダヤ人は最初から私を知っており、証言してくれるなら、私は私たちの宗教の最も厳格な分派に従ってパリサイ人として暮らしていたと証言してくれるでしょう。 6そして今、私は神が私たちの先祖になされた約束の希望のために立ち、裁かれています。7私たちの十二部族は、昼も夜も神に仕えながら、その約束にたどり着くことを望んでいます。アグリッパ王よ、その希望のために、私はユダヤ人から告発されています。8神が死者をよみがえらせることが、なぜあなたにとって信じられないことなのでしょうか。

 

9私は、ナザレのイエスの名に反して多くのことをすべきだと、心の中で思いました。10私はエルサレムでもそのことを行いました。そして、大祭司から権限を与えられて、多くの聖徒を牢に閉じ込めました。彼らが死刑に処せられると、私は彼らに賛成の声を上げました。11そして、私はあらゆる会堂で彼らを何度も罰し、彼らに冒涜を強要し、彼らに対して非常に激しく怒り、異国の町々にまで迫害しました。

 

12 さらに、私は祭司長たちから権威と委任を受けてダマスコへ向かったのですが、 13 王よ、昼の正午くらいの頃、太陽の輝きにも勝った光が天から射して、私と私と同行者たちの周りを照らしました。 14 そして、私たちがみな地に倒れたとき、私はヘブル語で『サウロ、サウロ、なぜ私を迫害するのか。あなたは、とげに逆らって蹴ることもつらいことだ』と言う声を聞きました。 15 そこで私は、『主よ、あなたはどなたですか』と言いました。すると彼は、「私はあなたが迫害しているイエスである。16 さあ、起き上がって自分の足で立ちなさい。私が汝に現れたのは、汝を、汝が見たこれらのことや、これから汝に現わそうとしている諸々のことを証する証となり、また、そのことのための奉仕者とするためなのである。 17 わたしは、あなたを民と異邦人から救い出し、今あなたを彼らのところに遣わす。 18 それは、彼らの目を開き、彼らを暗やみから光へ、サタンの力から神へと転向させ、罪の赦しとわたしに対する信仰によって聖別された者たちの中に加わるためである」。と言いました。

 

19 アグリッパ王よ、わたしは天からの幻に従わなかったのではなく、まずダマスコの人々に、エルサレム、ユダヤ全土の人々に、それから異邦人に、悔い改めて神に立ち返り、悔い改めにふさわしい行いをするようにと告げたのです。 21 これらのことのために、ユダヤ人たちはわたしを神殿で捕らえ、殺そうとしました。 22 それで、私は神の助けを得て、今日まで、小さい者にも大きい者にも証しをし、預言者たちとモーセが、これから起こると言われたことを、ただ伝え続けています。 23 すなわち、キリストは苦しみを受け、死人の中から最初によみがえり、国民と異教徒に光を示す、ということです。

 

フェストス、パウロの弁明をさえぎる

 

24 パウロが自分の弁明をすると、フェストスは大声で言いました。「パウロよ、あなたは気が狂っている。。学識が多すぎて気が狂っている。」 25 しかし彼は言いました。「私は気が狂っていません、高潔なるフェストス様。私は。この諸々の言葉を、真実と冷静に語っているのです。26 王はこれらのことをご存じです。私は王の前で率直に話します。これらのことは王に隠されていないと確信しています。このことは片隅で行われたのではありません。 27 [1]アグリッパ王よ、あなたは預言者たちを信じますか。私はあなたが信じていることを知っています。」 28 するとアグリッパはパウロに言いました、「おまえは私をキリスト教徒にかえようと説得しているのだ。

」。 29 パウロは言いました、「あなただけでなく、今日私の話を聞いているすべての人が、この鎖を除けば、私とほとんど同じ、あるいはまったく同じようになってくれたらよいのに」。

30 [2]パウロがこう言うと、王と総督とベルニケと同席者たちは立ち上がりました。 31 彼らが立ち去ってから、互いに話し合って言いました、「この男は死刑や捕縛に当たるようなことは何もしていない」。 32 するとアグリッパはフェストに言いました、「この男は、皇帝に上訴していなかったら、自由の身になっていただろうに」。



[1] γρίππα, アグリッパ王よ

[2] Κα τατα επόντος ατο,